Autograph
モーショングラフィック、VFX、3Dコンポジットを網羅した次世代の映像制作アプリケーション
モーショングラフィック、VFX、3Dコンポジットを網羅した次世代の映像制作アプリケーション
Autograph は、個人・小規模法人を対象とした Autograph Creator、法人を対象とした Autograph Studio の2つのバージョンを販売しています。法人ユーザーにつきましては年商により購入可能なバージョンが異なります。
Autograph Creator | Autograph Studio | |
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対象ユーザー | 個人・小規模法人 (年商1億円以下) |
法人 (年商1億円以上) |
Autograph は、モーショングラフィック、VFX、3Dコンポジットを網羅した次世代の映像制作アプリケーションです。
モーションデザイン、ビジュアルエフェクト業界を念頭に開発され、制作環境にスピードと精度を提供します。
アーティストのクリエイティビティを加速させる新しい映像制作ツールをぜひお試しください。
主なアップデート内容
Autograph は、モーションデザイン、VFX向けの強力なツール群をアーティストに提供します。需要が高い映像分野に向けデザインされたツールは、精密さとスピードを兼ね備えながらクオリティに妥協することなく生産性を向上させます。クリエイティブな業界にユニークでハイブリッドなソリューションを提供します。
ディズニー/ピクサーのUSD (ユニバーサル シーン ディスクリプション)をベースにした Autograph の3D環境は、複雑なシーンを作成/インポートし、同一ソフト上でレンダリング、2Dでのコンポジットを実現します。現代の制作現場で見られる複数のイテレーションにおいて驚くべき時間の節約になります。Autograph は、高品質な物理ベースのリアルタイムレンダラー Filament を搭載しています。
タイムライン上で2D、3Dアセットを組み合わせて、複雑なビジュアルイメージを素早く簡単に作成することができます。統合ワークフローで全てを一括でレンダリングできます。Autograph にインポートしたイメージ、または作成したコンポジションを3Dモデルのテクスチャに適用することができます。
Modifiers(モディファイア)はパラメーターでトランスフォームを適用でき、どのソースタイプにも適用できます。数値を増やしたり、テキストを短くしたり、イメージにブラーをかけたり、3Dオブジェクトのワープなどに使用できます。モディファイアを連結することでユーザーに分かりやすさを提供しながら、精密で複雑な処理が行えます。
数百のロゴにアニメーションを付けたり、レイヤーを特定の場所に分散したい場合など、Instancer(インスタンサー)を使用することで簡単に実現します。インスタンサーは、大量なグラフィック要素へのアニメーション追加、グリッドへの配置、そのほか複雑なアニメーションを実行する為のメインツールです。
Autograph は、OpenEXRファイルの読み書きができ、素早く簡単にレイヤーにパスを割り当てることができます。JPEGのように最適なクオリティでイメージをコントロールできます。同様にPSDファイルからも全てのレイヤーを抽出することができます。
各コンポジションはリアルタイムで修正、またはオリジナルとは別フォーマットでレンダリングする際に修正できます。Autograph は、レスポンシブデザインのコンポジションを構築できるツール群を提供します。レイヤーのポジションとサイズはコンポジションのフォーマットに相対し、アニメーションさせることができます。
Left Angle社は、豊富な Autograph のデモプロジェクトを無償で配布しています。プロジェクトはクリエイティブコモンズとして配布しているのでユーザーが自由に使用することができます。2Dイメージやビデオ、3Dシーン、EXRパスなどのリソースを個人または商用利用、クラス、チュートリアル、Autograph以外のアプリケーションで使用可能です。デモプロジェクトは Autograph のアプリケーション内からダウンロードでき、定期的に新しいプロジェクトが追加されます。
コンポジションはフロントエンドのコントロールパラメーターを表示でき、一つのファイルに収集できます。これによりツール、ジェネレーター、カスタムエフェクトを自分で生成することが可能です。Shadertoy とのインテグレーショングでは自分のソースイメージを作成することができます。
Autograph からダイレクトに Artisan クラウド*にアクセスしてプロジェクトを同期することができるので、コラボレーションが非常に簡単に行えます。チームメンバーとコミュニケーションしたり、修正を繰り返したり、共同制作者と常に最新の状態を保つことができます。
*Artisan とはプロジェクトのコラボレーション、レビュー向けのクラウドツールです
現代のプロダクションにおける高水準では、アーティストには効率的な作業が求められます。Autograph は、プロジェクト設定時に各機能、オーバービュープレビュー、フィードバックへのスムーズなアクセスを提供します。
イメージ処理は、32-bit リニアカラースペースワークフローで扱われ、妥協することなく最適なイメージクオリティを保証します。変換の際には元イメージの解像度とベクター画像を保持します。
多くのVFXプロジェクトにおいてトラッキングとスタビライズは必須作業です。Autograph は、平行投影から透視投影に対応した2Dトラッカーと、高速なプラナートラッカーを搭載しています。コーナーピンでモーションベクターを使用することもできます。
グラデーションまたはフラクタルなどのイメージジェネレーターは無限スケールで生成できるのでサイズ制限を気にする必要はありません。ジェネレーターはマスクとして、または二次レイヤーのソースとして使用できます。更にモディファイアを追加することも可能です。
パラメーターをアニメーションはキーフレーム以外でも可能です。Autograph に搭載している Animators は45種類以上のあらかじめ設定された補間タイプを提供します。各パラメーターは別のパラメーターにリンク、またはモディファイア経由で使用することができます。
Autograph は豊富なエフェクトを搭載し、無限のクリエイティビティを提供します。プロジェクト制作時にCPUとGPUの両方を使用することで大規模なイメージでの作業を可能にします。
ジェネレーターはイメージ生成だけに制限されません。数値、文字列、3Dオブジェクトの生成もできます。シンプルで使いやすい Autograph はビジュアルプログラミング知識を必要とせずに、ノードシステムに匹敵する精度を可能にします。
アニメーションした既存のコンポジションを3Dオブジェクトのマテリアルソースとして使用できます。全ての2Dツールは制限なく3Dレンダリングに使用できます。Autograph で全ての工程が完結するので複数のソフトウェアを使用する必要もありません。
シェアグループオプションによりパラメーター、ジェネレーター、モディファイアを複数のレイヤーで共有することが可能です。複製とは異なり、シェアグループに変更を加えると、共有している全レイヤーとパラメーターに変更が反映されます。
パラメーター間の便利な接続システムにより複雑な相対関係を作成でき、グループを共有することが可能です。エクスプレッションを作成する必要はありません。
外部データをプロジェクトにリンクすることでグラフィックと編集タスクを別にすることができます。例えば、アニメーションした天気図やスポーツイベントのオープニングをテーブル値を変更してすぐに作成できます。
コンポジションをレイヤーソースとして使用することは一般的なタスクです。しかしほとんどのアプリケーションではコンポジションを開いてレイヤーにアクセスする必要があります。Autograph ではサブコンポジションをその場で展開して、コンテンツを編集することが可能です。
Autograph は、Open EXRファイルフォーマットをサポートし、カラーマネジメントにはOpenColorIO を使用します。ACES 1.3と標準でビルドインしている OCIO 構成により最先端のイメージワークフローを保証します。
Autograph は、OpenFX をサポートするので多くのサードパーティーエフェクトやジェネレーターの利用が可能です。RE:Vision Effects社の Twixtor や Reelsmart Motion Blur などの OpenFX対応プラグインを使用できます。
Autograph は、Quicktime, MP4, WebM, MKV, MXF, GIF などのビデオフォーマットの読み書きに対応。最新のコーデック ProRes, VP9, H.264, HEVC, AV1 もサポートしています。画像フォーマットでは JPEG, PNG, PSD, SVG, OpenEXR, HEIF, TIFF, DPX, WEBP をサポートします。
Autograph のライセンスは、1ライセンスにつき1台のマシンにインストール・認証してお使いいただけます。