Redshift
世界初のGPUアクセラレーション対応バイアスレンダラー
世界初のGPUアクセラレーション対応バイアスレンダラー
Redshiftは、ハイエンドのプロダクションレンダリングの高い要求を満たすよう構築され、GPUアクセラレーションにフル対応したバイアスレンダラーです。GPUを利用した高速レンダリングを実現するだけでなく、CPUレンダラーと同等のクオリティーを提供します。パワフルなGPUを利用することで、パーソナルユースのワークステーションであっても小規模のレンダーファーム同等のパフォーマンスを発揮することができます。
また、バイアスレンダラーを採用するRedshiftは その他アンバイアスレンダラーとは異なり、ユーザーがレンダリング設定をカスタマイズすることで目的に応じたパフォーマンス/クオリティーのバランスを指定することができます。必要とされるクオリティを最速かつ低コストで実現し、さらにはアーティストがクリエイティブに使う時間を増やすこともできます。プロジェクトの規模を問わず、パーソナルユースからスタジオユースのニーズに応えるよう設計されたRedshiftは、MayaやHoudini、Cinema 4Dなど業界標準の3DCGアプリケーションで利用することができます。
MaxonのGPU加速レンダリングのRedshift 2025は、ユーザーの創造力をさらに広げ、フォトリアルでもノンフォトリアルでもあらゆるGPUやCPUをフル活用してレンダリングを実行できます。
また、Redshift GPUは、Cinema 4Dの新しいサブスクリプションに含まれることになりました。
トゥーンレンダリングにはグローバル輪郭オプションが加わり、シーン全体で容易にライン描画できるほか、トゥーンのラインとシェーディングをより明確にすることができます。
このほかRedshift 2025の改善には、スプライトの入力としてプロシージャルシェーダーを使用するオプションや、雲、煙、爆発のコンポジットに役立つ新しいボリュームボリュームAOVパスが含まれています。簡単なブルートフォース・コースティクスは、グラスや宝石など、透明なサーフェイスを透過したリアリスティックで美しい光のパターンを容易に設定できます。
Redshiftの新しい距離シェーダーは、オブジェクトが互いに近づくと変化する動的なシェーディング効果を可能にします。
新しい輪郭ノード、セルシェーディング用のトゥーンマテリアルノード、およびハーフトーン用のトーンマップパターンシェーダーにより、Redshiftでフォトリアルとは異なるマテリアルを作成するオプションを提供します。トゥーンレンダリングが拡張され、シーン全体にライン描画を簡単に適用できるグローバル輪郭オプションが追加されました。また、輪郭トーンマッピングやユーザーが作成したカスタムトーンマップパターンを使用して、トゥーンラインやシェーディングのルックをより正確に設定できます。
GPUの真の力を活用し、インテリジェントなサンプリング技術を使用することで、Redshiftは世界最速のレンダラーとなっています。Redshift GPUは、更新後のCinema 4Dサブスクリプションすべてに含まれることになりました。
RedshiftはGPUで高速レンダリングを実現するだけでなく、CPUレンダラーと同等のクオリティを備えています。その他GPUレンダラーとは異なりRedshiftはバイアスレンダラーです。これは用途に合わせてユーザー自身が設定を施し、目的に応じてパフォーマンス/クオリティーのバランスを取ることができます。
Out of core geometry and textures
効率的なメモリ管理により、Redshiftは数億のポリゴンや大容量のテクスチャデータを含むシーンのレンダリングを実現します。
Proxies
オブジェクトやライトのグループをRedshiftのProxyにエクスポートすることができます。プロキシを利用し、シェーダやマット、表示フラグをオーバーライドすることができます。
Transformation and deformation blur
マルチステップのトランスフォーメーションブラーと2ステップのデフォメーションブラーをサポートします。
Baking
RedshiftはあらゆるタイプのAOVデータを個々のオブジェクトからベイクすることができます。
Altus Denoiser
Innobright Altus denoiserと統合することで、イメージのクオリティーを維持してレンダリング速度を短縮します。
Global Illumination
バイアスポイントベースGI及びブルートフォースGIを利用することで、間接照明の処理を高速化します。
Hair rendering with ‘Min Pixel Width’
細い髪はノイズの多いレンダリング結果となる可能性がありますが、Redshiftはサンプリングが難しい細い髪の外観を滑らかにするMin Pixel Widthをサポートします。
Tessellation and displacement
Redshiftのテッセレーションは UVスムージングを個別にコントロールすることで、エッジと頂点の折り目付けをサポートします。
Command-line rendering
redshiftCmdLineツールを利用することで、3Dアプリとは独立してシーンをエクスポートしてレンダリングすることができます。
World-leading performance
GPUのパワーを活用してインテリジェントなサンプリング技術を使用することで、Redshiftは世界最速のレンダリングを実現します。
Volumetric rendering
3DアプリケーションでのOpenVDBレンダリングとHoudiniのネイティブボリュームレンダリングをサポート、Redshiftのライトは周辺にボリューメトリックライトを投射することができます。
Per-object flexibility
オブジェクトにはセルフシャドウやプライマリ/セカンダリレイの可視性など、高度なマット機能とトレースオプションを搭載します。
SDK
Redshiftとパイプラインの統合を必要とする場合、C++ SDKを利用することができます。詳細についてはお問合せください。
Redshiftは、プロダクションで必要とされるクオリティーのレンダリングに必須の複雑で高度なシャーディングネットワークとテクスチャ処理機能を提供します。
Physically Based Materials
柔軟性のあるシェーダーは、Allegorithmic SubstanceとUnreal EngineのPBRワークフローと互換性を提供します。
Dedicated skin shaders
リアルなスキン生成を実現するため、単一のシェーダーで最大3レイヤーのサブサーフェススキャッタリングをサポートします。
Displacement mapping with ‘auto-bump’
ディスプレイスメントマッピングの高さやベクターテクスチャ、プロシージャルシェーディングノードを使用し、ジオメトリとライトにディティールを追加します。
Large variety of nodes
Redshiftは数学やカラーランプ、カラーリマップ、変換、ガンマなどをサポートするdccシェーディングノードをサポートします。
Ray switches
特定のレイタイプに対するマテリアルの動作を制御します。GIや両面ポリゴンシェーディングのカスタマイズに役立つ機能です。
Round corners
NVidiaからライセンスされたテクノロジーにより、ジオメトリのテッセレーションを必要とせずに滑らかなエッジを実現します。
Powerful shading attributes
最大限の柔軟性を実現するため、シェーダーは頂点ごと (ウェイトマップ、複数のUVなど) またはオブジェクトごとのアトリビュートにアクセスするとことができます。
Hair shader
ヘアシェーダーは物理ベースのMarschener BRDFを使用し、マルチローブの異方性スペキュラーを利用します。
No texturing limitations
搭載するVRAMの容量に関係なく、テクスチャ数とサイズに制限はありません。UDIM/UVTileタイリングをサーポートします。
Sprite node
木の葉や不透明カットアウトエフェクトなどは高速でレンダリングされます。
Redshiftは様々な種類のライトを搭載します。すべてのライトは少ないサンプル数で最大限の結果を得るよう設計されています。また、オブジェクト単位でのライト/シャドウのリンクにも対応し、アーティストに様々なコントロールを提供します。
Dome lights
イメージベースの環境テクスチャにより、シーン全体を効率よくライティングするDemo Lightを搭載します。
Physical sun and sky
太陽光と空をエミュレートし、自然なシーンの演出を実現します。
Mesh lights
シーンにある任意のメッシュをライト光源として利用することができます、機能とサンプリング効率は通常のエリアライトと同一です。
Physically correct lights
エリアライトからフォトメトリック/ IESライト、ポータルライト、テクスチャ投影された’gobos’まで柔軟にサポートします。
Volumetric lighting
Redshiftのライトは、ゴッドレイエフェクトのボリューメトリックフォグに影響を与えることができます。
一般的に使用されるすべてのカメラタイプをはじめ、物理カメラの高度なコントロールをサポ―トします。
Multiple camera lens types
魚眼レンズや球面、シリンダー型カメラ、レンズディストーションなど複数のカメラレンズを搭載します。
VR
VRアプリケーションに対応するステレオ球体レンダリングをサポートします。
Physical lens effects
ISOやシャッター、ビネット、カラーバランス、被写界深度など露出制御を搭載します。
ポストプロダクションでのコンポジットワークで必要とされる、包括的なAOVセットをサポートします。
Deep and Layered EXR support
3Dコンポジットと効率的なAOV管理を実現します。
Many AOV Types
マテリアルシェーディングコンポーネント (アルベド、拡散、反射など)や深度、モーションベクター、パズルマットなど様々なAOVタイプをサポートします。
Hair and Fur
Houdiniのカーブプリミティブをサポートすることで、効率的なRedshiftヘアオブジェクトへの抽出を実現します。
Strands
あらゆる種類のHoudiniプリミティブを、Redshiftのストランドとしてのレンダリングを実現します。
Houdini primitives
Houdiniプリミティブサーフェス(primitives、nurbsなど)の自動構成可能なテッセレーションをサポートします。
Instancing/particles
メッシュインスタンスやパーティクルポイントクラウドとして抽出された”instance”と”instancepath”アトリビュートなど、インスタンスOBJノードを含むHoudiniインスタンスをサポートします。
Volumes
ボリュームインスタンスとベロシティーグリッドをサポートし、OpenVDBファイルとHoudiniボリューム、VDBプリミティブを直接レンダリングします。
Non-GUI Tools
Houdini以外のGUIツール (hython、hscript等)と互換性があり、レンダラーを制御するカスタムHScriptコマンドを搭載します。
Forest Pack
3dsMax用のスキャッタリングプラグイン、Forest Packをサポートします。
Ornatrix Max
3dsMax用のヘア/ファー生成プラグイン、Ornatrix 3dsMaxをサポートします。
Hair Farm
ヘアモデリングやアニメーションを実現する3dsMaxプラグイン、Hair Farm をサポートします。
XGen
Autodeskのジオメトリインスタンサー、XGenをサポートします。
Instancer
MASHネットワークによって生成されたシーンオブジェクトのインスタンスをノード管理するAutodesk拡張機能をサポートします。
Ornatrix Maya
Maya用のヘア/ファー生成プラグイン、Ornatrix Mayaをサポートします。
Joe Alter
Joe Alter氏が開発したMaya用のヘア―プラグイン、Shave and a Haircutをサポ―トします。
PL Yeti
Maya用のヘア/ファーとフェザー生成プラグイン、PL Yetiをサポートします。
Golaem
Maya用の群衆シミュレーションプラグイン、Golaemをサポートします。
Mograph Cloner
インスタンスとジェネレーター、デフォーマー、クローナ―、MoGraphオブジェクトを含むCinema 4Dのジオメトリオブジェクトをサポートします。
Particle Instancing
Cinema 4Dのビルトインのパーティクルインスタンスとパーティクルごとのアトリビュートをサポートします。
Maxon Master TrainerのJonas PilzがRedshiftの概要を説明します。主要な機能や3Dパイプラインにフィットしている点、ライブでのデモを行いながらレンダリングの利点を紹介します。
WindowsおよびLinuxでサポートされているNVIDIA GPU: お使いのGPUのコンピュート能力が対応しているかは、NVIDIA CUDA GPUs – Compute Capabilityでご確認してください(最低必要なコンピュート能力は5.0で、7.0を推奨)。
互換性を確保するために、Windows 10および11を実行するシステムに適切なAMDグラフィックスドライバーを使用することが重要です。以下の要件に注意してください:
ドライバーバージョン:
AMDソフトウェア:PRO Edition Revision Number 24.Q3
さらに、以下のGPUがサポートされるはずです(ただし、積極的なテストは行っていません):
MacBook Pro
iMac
iMac Pro
MacPro
ThunderboltによるeGPU
サポートセンター>サポートの依頼>チケットを作成* (*Mymaxonアカウントへのログインが必要)