Boris FX SynthEyes 2024

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モーションキャプチャやCGキャラクターの実写合成、3Dセットの拡張などを実現するトラッキングソフトウェア

解除

製品概要

製品概要

SynthEyes 2024は、モーションキャプチャやCGキャラクターの実写合成、3Dセットの拡張などを実現するスタンドアローンのトラッキングソフトウェアです。

カメラ、オブジェクト、ジオメトリ、プラナートラッキング、スタビライズ、モーションキャプチャーに特化したSynthEyesは、豊富な機能を搭載し、多数のアプリケーションにトラッキングデータのエクスポートが可能です。更に非常にリーズナブルな価格にて導入いただけます。

SynthEyesは、インサート、揺れの補正、バーチャルセット、オブジェクトリムーバル、ステレオスコピック制作、360°VR、建築プレビュー、事故再現、プロダクトプレイスメント、顔や体のキャプチャなど、様々な用途に使用できます。

2003年から開発されているSynthEyesは、世界中のVFXアーティストに愛用されています。

新機能

  • Maya ASCII エクスポートのアップデート: 埋め込みメッシュ、ワークエリアコントロール、歪み投影スクリーン、Arnold またはネイティブレンダラーへの対応
  • 3D Equalizer への TDE4 Data File Export (Pythonスクリプトを含む) 公式リリース
  • 新しい”レンズ/グリッドキャリブレーションセットアップ”スクリプト: 任意のレンズモデルを使用したレンズグリッド歪みの補正に対応
  • Nuke および Fusion エクスポーターがアップグレードし、ゼロパスワークフローに対応
  • 新しい”Vertex Cache Control Panel”: フレームナンバーオフセットコントロールを新たに追加し、頂点キャッシュのタイムシフトが可能に
  • 新しい”Mesh/Alembic Single Mesh”エクスポーター: アレンビック形式で単一の(通常は変形)メッシュをエクスポートし、他のアプリケーションで頂点キャッシュとして使用
  • Boris FX “SynthEyes 2024″へアップデートされ、ライセンスシステムとUI要素が更新

主な機能

プロダクショングレードのトラッキングとソルビング

SynthEyes は、高性能な自動トラッキング、3Dプラナートラッキング、AprilTags、クリーンアップおよびトラッカー追加ツールなどの高度トラッキング機能を備えています。

  • フッテージのカメラと動くオブジェクトの両方をトラッキング
  • 複雑な関係を持つオブジェクトのトラッキングには、ジオメトリックヒエラルキートラッキングシステムを使用
  • マスクオプションを含む、高精度な3D/2Dプラナートラッキング
  • ニューラルベースのトラッキング方法を利用し、複数の監視トラッカーを同時に扱う
  • 問題のあるトラッカーを特定し、管理するためのツール
  • ステレオスコピック3Dでのトラッキングをサポート
  • 様々なレンズタイプのキャリブレーションに対応し、正確なトラッキングを提供
  • 360°VRショットやモーションキャプチャに最適
  • 複雑で長尺のショットを迅速にソルブ
  • ラジアル 4th や アナモルフィック 6th を含む、異なるレンズモデルに対応
  • 正確なソルブのためのカメラとオブジェクトのパスのコントロール
  • 三脚に取り付けたカメラで安定した結果を実現
  • アニメーションされたレンズディストーションパラメーターでリアルなトラッキングを実現
  • 特定のニーズに合わせた柔軟なソルバー設定を搭載
  • トラッキングのクリーニングアップと微調整のためのポストソルブツール
  • 360°VR映像のソルブとスタビライズを簡単に実現化
  • LiDARスキャナなどの3Dセットモデルにマッチ

シーンのエクスポート

SynthEyesのトラッキングデータは、USD、FBX、OBJ、Alembicなどの豊富なフォーマットにエクスポートすることができます。

  • Maya、3ds Max、Blender、Lightwave、Cinema 4D などの3Dソフトへのネイティブプロジェクトデータのエクスポート
  • After Effects、Nuke、Fusion/Resolve、Flame、Houdini などのコンポジットアプリケーションでプロジェクトシーンを作成
  • アニメーションされたスタビライズおよびディストーションマップは、ディストーションマップを使用してエクスポートが可能 (ディストーションマップをサポートするアプリケーションのみに対応)
  • より高度なパイプライン向けに、トラッカーの2Dパスや3Dポジション、カメラ/オブジェクトのパス、アニメーションされた照明に対応した柔軟なASCII テキストエクスポーターを活用

座標系セットアップ

SynthEyes は、3D環境内でのシーン全体の位置、整列、サイズ調整を行う強力なツールを提供します。これにより、シーンのスケールと座標がワークフローと一致します。

  • 自動配置ツールはシーン構造を分析して、初期のシーン座標系を作成
  • クイック精度設定ウィザード — 3つのトラッカーをクリックして再配置
  • シーン全体の再ポジションおよびスケーリングを手動で調整可能
  • ノーダル三脚やロックオフショットのためのラインベースの整列システム、またはカメラ設定でメッシュピンニングツールを使用
  • 複雑な状況に対応するフレキシブルな座標系整列コントロール
  • 制約ポイント(軸コントロール)ビューで、一度にすべてのトラッカーの座標系設定を迅速に確認し、右クリックメニューで修正
  • カメラ位置に基づく座標配置方法
  • 複数のソルブが可能な場合、座標極性コントロールを使用して希望するソルブを選択
  • GPSウェイポイントなども含む調査データのための正確な制約
  • セットサイジング測定に利用する距離制約
  • ソルブ前またはソルブ後み座標系セットアップを実行可能
syntheyes_lens_caibration

レンズキャリブレーション

SynthEyesには、解析中の歪み計算だけでなく、レンズグリッドからのレンズキャリブレーション用の幅広いツールも備わっています。Rectify Lens Grid は、特に複雑なレンズタイプでのモデル化されていないレンズ歪み補正に使用します。グリッド間隔とカメラからグリッドへの測定が可能であれば、傾きの検出と補正も行います。Lens Master Calibration システムは、リニア、逆リニア、アナモルフィックレンズ、および4種類のフィッシュアイレンズに対応しています。

  • 歪み補正のための Rectify Lens Grid
  • 様々なレンズタイプのキャリブレーション
  • ランダムドットキャリブレーションを含むキャリブレーション方法
  • 異なるワークフローのためのレンズ歪みプリセット
syntheyes_geometric_hierarchy_tracking

ジオメトリックヒエラルキートラッキング

動く部分をマルチレベルの階層でトラッキング、提供されたメッシュの直接トラッキング、または通常のトラッカーでトラッキングする、強力で柔軟な3Dトラッキングツールセットです。

  • 3D空間で動く部分をトラッキングするツールセット
  • 運動連鎖とセカンダリーアニメーションのトラッキング
  • BVH エクスポートによるモーションキャプチャとの統合
syntheyes_stabilization

スタビライズ

SynthEyesは、通常の映像または360VR映像のスタビライズ機能を搭載します。3D解析によるスタビライズには、エクスポート用の物理的リグの作成も含まれます。

  • 通常の映像(レンズ歪みあり)と360VR映像の画像プリプロセッサにスタビライズ機能は組み込まれています
  • 完全な3D解析または2Dトラッキングデータによるスタビライズ処理
  • 必要に応じた手動調整
  • 自動ズームモードの搭載
  • 非360VR映像のためのスタビライゼーションリグクリエイターは、スタビライズと同等の”physical”を作成し、ダウンストリームの3Dパッケージで実際のスタビライズを行えるようにします
  • 360VR スタビライズデータをAfter Effects、Fusion、Hitfilm などのアプリケーションに直接エクスポート
  • 代替エクスポートのためにアニメーション化されたテクスチャ付きスフィア(球体)としての360VR スタビライズを設定
  • 他の出力解像度およびアスペクト比へのリサンプリング
syntheyes_object_separation

オブジェクト分離

SynthEyes は、トラッキングから要素を分離して除外する使いやすいツールを備えています。

  • グリーンスクリーン領域内のトラッカーのみを自動的に選択
  • 動くオブジェクトや人物のガベージマットの領域を設定
  • キーフレームアニメーション付きスプラインで領域を定義
  • 四角形と円形のスプラインを簡単に設定
  • 迅速なセットアップのためにトラッカーパスからスプラインコントロールポイントをインポート
  • スプラインのアニメーション有効化
  • ロトスコープされたアルファチャンネルの使用
syntheyes_viewshift

ViewShift システム

ViewShift は、複雑なオブジェクトリムーバル、分割されたテイクの統合、アニメーションされたテクスチャマップの生成などに使用します。

  • カメラマッピングおよびレンダリングシステム
  • マッチムーブされた3Dカメラパスとセットモデルを使用
  • 平面だけでなく様々なリフレクターメッシュに対してオブジェクトを除去
  • クリーンプレートから作業するためのクイックセットアップツール
  • 高精度なマッチングのための照明補正
  • 複数のタイミングモード
  • アニメーションされたスプラインまたはメッシュのアウトラインによるコントロール
  • プレビューおよびコンポジット用の様々な出力モード
  • ソフトニングを含んだマット生成機能
  • メッシュからのアニメーションされたテクスチャマップ
  • 複数の独立したViewShift アウトプット
syntheyes_meshes

メッシュのイン/アウト

SynthEyes は、様々なメッシュおよび頂点キャッシュフォーマットの読み書きが可能で、業界標準の3D/コンポジットアプリケーションをサポートしています。

  • 業界標準の3Dメッシュフォーマットのインポートおよびエクスポートをサポート:OBJ, C4D, COLLADA (DAE), DXF, PTS, LWO, XYZ Lidar, SynthEyes SBM, 3DS (インポートのみ)
  • SynthEyesシーンにインサートするためカスタムメッシュオプション
  • 頂点キャッシュのイン/アウト:Alembic .abc, Maya .mcx, Lightwave .mdd, 3dsmax .pc2
syntheyes_script

スクリプティング

チャットスタイルで指示可能なSynthEyesのアシスタント、Synthiaで言語コントロールが可能です。Synthia、Sizzle、Pythonn スクリプティングを使用して頻繁なタスクを自動化できます。

  • ネイティブのSizzleスクリプト言語またはPython API/SDKを使用
  • Synthia アシスタントは、常の言語を強力なスクリプトコマンドに変換します
  • シーンおよび画像プリプロセッシングへのアクセスなど、スクリプトを使用してSynthEyesの機能を変更および拡張します

ビデオ

What's New in SynthEyes 2024.1 - 3D Tracking and Solving for After Effects

What's New in SynthEyes 2024 Part 2 - Solving & Exporting Distortion for After Effects

SynthEyes Essentials - 01 Introduction to 3D Matchmoving and Tracking

SynthEyes Essentials - 02 Preparing a Match-moved Scene for Delivery

動作環境

Windows
  • Windows 10 / 11 (64-bit)
  • Sandy Bridge以降と同等のAVXをサポートするIntel or AMD “x64” プロセッサ
  • 最低2GB以上のRAM
  • 4GB以上のRAMを強く推奨
  • プロフェッショナル/360VR用途では8-32GB以上のRAM
  • 1.7GB以上のHDD空き容量
macOS
  • macOS 10.15 以降
  • Apple Silicon (M1/M2等)
  • Sandy Bridge以降のAVXをサポートするIntelプロセッサ
  • 最低2GB以上のRAM
  • 4GB以上のRAMを強く推奨
  • プロフェッショナル/360VR用途では8-32GB以上のRAM
  • 410MB以上のHDD空き容量
Linux
  • Redhat/CentOS 7 LTS
  • その他Linuxバージョンは公式にはサポート対象外
  • AVXをサポートする64-bitのIntel x64プロセッサ
  • 最低2GB以上のRAM
  • 4GB以上のRAMを強く推奨
  • プロフェッショナル/360VR用途では8-32GB以上のRAM
  • 1.3GB以上のHDD空き容量

ダウンロード

製品情報

  • 製品:SynthEyes 2024
  • 製品名ヨミ:シンスアイ 2024
  • 開発:Boris FX
  • 販売形態:ダウンロード製品

FAQ

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