Trapcode Sound Keys 1.4
音の波形からキーフレームを生成してサウンドアニメーションを実現するプラグイン
音の波形からキーフレームを生成してサウンドアニメーションを実現するプラグイン
Red Giant社が同社の個別製品の販売を2020年10月31日で終了しました。Trapcode SuiteやMagic Bullet SuiteなどのSuite製品、UniverseやRed Giant Completeなどのサブスクリプション製品は引き続き販売します。個別製品の既存ユーザーの方につきましては、お持ちのシリアルと該当インストーラーで引き続き製品をご利用いただけます。
Trapcode Sound Keysをご希望の方は、Trapcode SuiteまたはRed Giant Completeの購入をご検討ください。
Sound Keys は、サウンドのスペクトルからキーフレームを作成できるプラグインです。音楽とシンクロしたアニメーションを手軽に実現します。
音声のスペクトルの特定の範囲を視覚的に選ぶことができ、その選択されたスペクトルの密度によってキーフレームを作ります。つまり音声のエネルギーをキーフレームに変換できるので、キックドラムだけのリズムを取ったり、ボーカルだけにリンクしたキーフレームを簡単に抜き出すことができます。作り出されたキーフレームにオブジェクトの動きをリンクさせると、オーディオにシンクロしたアニメーションになります。これまで耳でリズムを取りながらたくさんのキーフレームを打ち込んで苦労していた方には、非常に便利なプラグインです。
一般的なエフェクトとして適用されるので、作り出されたキーフレームはパラメータとしてエクスプレッションでリンクすることができます。大きなメリットとして、プラグインのための全てのセッティングがプロジェクトで保存できる点があります。 これにより微調整がいつでも可能となり、キーフレームが再び作成されるので、作業時間をセーブすることができます。
Sound Keys がどのようにオーディオを解析するか選択できます。シンプルなOn/Offトリガー、ピーク範囲、または平均範囲から選択できましう。
キーフレーム生成においてSoundKeysがどのようにオーディオを補間するか設定できます。Instant、Linear falloff、Exponential falloff、または No falloff から選択できます。
ユーザーインターフェイスで各項目の表示/非表示を設定できます。
VUメーターのカラーを設定できます。
VUメーターを個別のブロックとして表示させ、セグメントと解像度をコントロールできます。
1. タイムラインにオーディオファイルを配置します。
2. 新規平面を作成し、Effect > Trapcode > Sound Keys を適用します。
3. Sound Keys のエフェクトパレットの Audio Layer メニューより、配置したオーディオファイルを選択します。
4. この状態で再生すると、コンポジションウインドウに、オーディオスペクトラムが表示されます。
5. Work area Layer を5秒程度に設定してください。
6. RAMプレビューし、スペクトラムがオーディオに伴って動くのを確認します。
7. オーディオスペクトルの緑色の四角で、キャプチャしたいスペクトラムのレンジを定義します。レンジは一度につき3つまで指定できます。レンジを指定する場合、エフェクトパレット Renge 2,3の Ative をチェックします。
8. エフェクトパレット一番下にある Apply ボタンをクリックします。Sound Keys のレイヤーに自動的にキーフレームが生成されます。
9. Sound Keys のキーフレームを抽出したレイヤーを選択します。アニメーション>アニメートされているプロパティを表示を選び(「u」キーを押す)、キーフレームが作成された「Output1」が表示されます。
1. 例えばオブジェクトの大きさを変更したい場合、オブジェクトレイヤー>トランスフォーム>スケールを選択し、アニメーション>エクスプレッションを追加を選択します。コンポジションのタイムラインのスケール%が表示される脇にエクスプレッションのボタンが3つ追加されます。
2. このエクスプレッションのボタンの真ん中の渦巻きのアイコンをクリックし、エクスプレッションのターゲットを参照、つまり、キーフレームがある前記の「Output1」にリンクさせます。(→が出ますので、「Output1」の名前に重ねて離します)
3. キーフレームが参照されましたので、再生をして動きをご確認ください。キーフレームに合わせてオブジェクトの大きさが変ります。
※対応するOSバージョンにつきましては、「After Effects 必要システム構成」をご参照ください。
プラグインのテクニカルサポート提供は、Adobe社の「After Effects 必要システム構成」内でのご利用が前提となります。「After Effects 必要システム構成」をご参照のうえ、After Effects が動作を保証するシステム構成内でプラグインをご利用ください。なお、Adobe社の「必要システム構成」で動作が保証されない環境でプラグインを使用した際に発生するトラブルへのサポート提供は致しかねますことご了承ください。
Red Giant / Trapcode製品はRed Giant Application Manager上から各製品をダウンロード/インストールする仕様です。
現行のCinema 4DやRedshift、Trapcode、Red Giant製品、旧TrapcodeとRed Giant製品を含む すべてのMaxon製品のテクニカルサポートはMaxon Computer株式会社にて承ります。