ReelSmart Motion Blur v6
実写映像や3DCGの動きを自動検出しモーションブラーを後付け!ピクセル単位のトラッキングによる高速モーションブラープラグイン
実写映像や3DCGの動きを自動検出しモーションブラーを後付け!ピクセル単位のトラッキングによる高速モーションブラープラグイン
2018年12月3日よりRE:Vision Effects社製品のライセンス形態が変更しました。詳しくはRE:Vision Effects社製品 ライセンス形態の変更についてをご参照ください。
お持ちの旧バージョンのライセンスがプロ版かスタンダード版かにより、ご購入いただくアップグレード版が異なります。必ずお持ちのライセンスのバージョン(プロ版またはスタンダード版)をご確認の上、該当製品を選択してカートに追加してください。
ReelSmart Motion Blur (RSMB) は、撮影済みの実写映像や、3DCGアニメーションの動きのある部分に、自然なモーションブラーを後付けする映像アプリケーション用のプラグインです。
RSMB のアルゴリズムは、シーケンスの連続した2フレーム (最初のフレームから次のフレーム) の動きをピクセル単位のトラッキングによって解析し、その動きの計算をもとにブラーを適用します。このフレーム間のオブジェクトのモーションを自動的に検出する Proprietary Tracking Technology (プロプライエタリ トラッキング テクノロジー) によって、マスク等の処理がない映像素材でも、動画全体の中から動きがある部分だけにブラー効果を掛けることが可能になります。
例えば、3DCGソフトで作成したアニメーションにモーションブラーを追加するには、コンポジットのプロセスで、このリアルでレンダリング処理が高速な RSMB を使うのが非常に有効です。モーションブラーの後付けは、3DCGアニメーションの作業時間の短縮にも役立ちます。
実写映像では、ストップモーションアニメーションや、ビデオ素材に映画のフィルムのような効果を適用する場合、抜けのよいキーを取得するために速いシャッタースピードで撮影したクロマキーの収録素材にモーションブラーを再追加するといったシチュエーションなどで大変便利なツールです。
対応する映像アプリケーションは、After Effects、Premiere Pro、Final Cut Pro、Motion、Media Composer、Vegas Pro、Nuke など、主要なデスクトップの環境を網羅。ホストアプリ標準搭載の機能に比べ、高速処理で高品質なモーションブラーを提供します。
GPUレンダリングにも対応。ハイエンドのグラフィックスカードを搭載した最新のマシン環境であれば、CPUモードでのレンダリングに比べ、処理速度は最大4倍になります。
最新のバージョン6では、360度動画をサポート。スティッチの繋ぎ目を考慮したモーションブラーの適用が可能になりました。
また ReelSmart Motion Blur は、スタンダード版と、Pro版をラインナップ。共に8&16ビットをサポートします。
Pro版の利点の一つが、RSMB Pro Vectors です。3DCGソフトなどでアニメーションを作る際に、同時に生成したモーションベクターのデータから、より精度の高いモーションブラーをつけることができます。更に、マスクによる前景と背景の分離、及び最大12個のトラッキングポイントを追加して、素材自体のモーションにとらわれないモーションブラーを適用することも可能です。
ホストアプリ標準のモーションブラーよりも高速で高品位な ReelSmart Motion Blur をぜひお試しください。
バージョン6.4.1|2023年4月13日
バージョン6.4c|2023年2月28日
バージョン6.4b|2023年2月2日
バージョン6.4a|2021年10月27日
バージョン6.4|2021年6月15日
指定のマスクによる前景と背景の分離【FG Settings】
ReelSmart Motion Blur Pro は、マスクを指定することにより、前景と背景の物体を別々にトラッキングできます。この処理によって ReelSmart Motion Blur シーケンス上での背景と前景の不自然なワーピングを防げることができます。
(ReelSmart Motion Blur 自体にはマスクの作成機能は付属していません。指定のマスクを利用した前景と背景の分離は、あらかじめ用意されたマスクを読み込み、そのマスクの部分のみに ReelSmart Motion Blur を適用できるというものとなります。一つのビデオから背景と人物を分けられる場合は、例えば After Effects のロトブラシを使ったロトスコーピングや Mocha Pro などで別途マスクを作成されるようお願い致します)
最大12のトラッキングポイントの指定の対応【Track Points】
ReelSmart Motion Blur Pro では、モーション評価法(動きを予測する機能)をより正確に処理する為、最大12コまでのトラッキングポイントを指定することが可能です。
それぞれのフレームに指定した各トラッキングポイントは、ホストアプリケーションのポイントトラッキング機能を使って、フレームからフレームへのポジショニングを行います。
モーションベクター読み込み【RSMB Vectors】(After Effects版のみ)
他の3Dシステムで作成したモーションベクターを ReelSmart Motion Blur に読込み、素材のムービーに任意のベクトル・イメージ(動きの量や方向のデータ)を 指定して、モーションブラーをコントロールできます。(After Effects 版のみ、16ビット以上で対応)
対応ホストアプリケーション | スタンダード版 | Pro版 | |
---|---|---|---|
Adobe | After Effects | ◎ | ◎ |
Premiere Pro | ◎ | ◎ | |
Apple | Final Cut Pro | ◎ | ◎ |
Motion | ◎ | ◎ | |
Avid | Media Composer | – | ◎ |
Symphony | – | ◎ | |
NewsCutter | – | ◎ | |
Autodesk | Flame | – | ◎ |
Smoke | – | ◎ | |
Fusion | Fusion Studio | – | ◎ |
Resolve Studio | – | ◎ |
※Pro版とスタンダード版により対応ホストアプリケーションが異なります。
※Pro版のライセンスでスタンダード版を認証いただけます。
対応ホストアプリケーション | スタンダード版 | Pro版 | |
---|---|---|---|
OFX | Baselight | – | ◎ |
Catalyst Edit | ◎ | – | |
DaVinci Resolve | ◎ | – | |
HitFilm | ◎ | ◎ | |
Movie Studio | ◎ | – | |
Natron | ◎ | ◎ | |
Nucoda | – | ◎ | |
Nuke | – | ◎ | |
Scratch | – | ◎ | |
Silhouette | – | ◎ | |
Vegas Pro | ◎ | – |
*After Effects CC2015をご利用の際は CC2015.0.1 (13.5.1)以降をご利用ください。
※対応するOSバージョンにつきましては、「After Effects 必要システム構成」と「Premiere Pro 必要システム構成」をご参照ください。
※対応OSの詳細環境は、使用するホストアプリケーションの各バージョンの仕様をご参照ください。
※Mac OS 10.8 以降を推奨します。10.8 のOpenCLドライバーは安定しており、10.7 に比べ、最大30%高速です。
※500MBのVRAM搭載のGPUはサポート対象外となります。
※Mac OS 10.7 以降をご利用の際は、GPUドライバーは OpenCL1.1 をサポートしています。
プラグインのテクニカルサポート提供は、Adobe社の「必要システム構成」内でのご利用が前提となります。Adobe社の「必要システム構成」で動作が保証されない環境でプラグインを使用した際に発生するトラブルへのサポート提供は致しかねますことご了承ください。
RSMB v6 Adobe デモ & 正規版 (WINDOWS版)
RSMB v6 Adobe デモ & 正規版 (MAC版)
製品のインストーラーはデモ版、正規版を兼用しています。正規ライセンスの認証を行わない場合、デモ版(画面に×印が表示されます)として製品の全機能をお試し頂けます。
既にRE:Vision Effects社 フローティングライセンスを運用されているサーバに新規の フローティングライセンスを追加される場合、一製品は、一バージョンとなります。一製品は、異なるバージョンを共存できません。
もし既にある一製品の旧バージョンを運用されているサーバに、同一製品の新バージョンを追加される場合は、新バージョンを旧バージョンにダウングレードするか旧バージョンのアップグレードされるかをご検討ください。
ライセンス内容について明確でない場合は、ご発注の前に、弊社まで運用中の .lic のライセンスファイルをお送りください。確認をしてご返答申し上げます。