Trapcode Particular v4.1の基本操作から、最新バージョンのDesignerとPhysics/Fluidまで網羅する専門書籍、読解 Particularの販売を開始しました。
読解 Particular 発売
本誌ではめでたくバージョン4.0を迎えたParticularの全機能解説を前半に、後半ではクリエイター陣による作例から、Particularの表現・ノウハウを執筆いただきました。機能性や汎用性の高さはそれらを制御する・達成するためのパラメータ数の多さと、そこから生じる複雑度とのトレードオフの関係にあります。Particularも類にもれず、非常に多数のパラメータを保持しており、表現として不要という意味ではなく、理解が及んでいないことから使用していないパラメータというのも多数あります。実際、多くの場合は知らなくても 何とかなる(何とかなってきた)のですが、いま一度見直すことで、いざという時の助けになることも少なくありません。
今回はFluidという面白い表現に繋がりそうな機能が追加されたことを皮切りに、分かったつもりになっていた機能を見直す機会と思い、一つ一つのパラメータと向き合って参りました。改めて、膨大なパラメータ数に頭を悩ませましたが、理解が深まったことは間違いありません。この強大な敵へと立ち向かった軌跡をご覧ください。そして、前述通り、やはりパーティクルエフェクトは『どのように扱うかどうか』が肝となります。幸いなことに、普段から使用されている方も多いプラグインですので、各々の日頃のノウハウを学ばせていただきました。これらを通じて、本誌が少しでも皆様の良きパーティクルライフの手助けとなりましたら幸いです。