12s氏による Greyscalegorilla Plus の魅力と活用術【厳選されたマテリアルとテクスチャ、高解像度のHDR】

【12s氏による Greyscalegorilla Plus の魅力と活用術】シリーズの第一弾では、厳選されたマテリアルとテクスチャ、高解像度のHDRに焦点を当てます。Greyscalegorilla Plusで提供される豊富なマテリアルとHDRI素材を説明しながら、使い方やお気に入りのマテリアルをご紹介します。

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【プラグイン、アセットを一括で管理できる Greyscalegorilla Plus HUB】

【プラグイン、アセットを一括で管理できる Greyscalegorilla Plus HUB】

Greyscalegorilla Plus で提供される全てのツールやアセットは Cinema 4D を使用している場合、「Greyscalegorilla Plus HUB」というツールでダウンロード、インストールを一元管理することができます。

ツールをインストール後、ご自身のアカウントでサインインすることで、plugin や各マテリアル、アセット等、一括でここからダウンロード、インストールが可能です。

【全てのアセットに簡単にアクセスできる Plus library】

【全てのアセットに簡単にアクセスできる Plus library】

「Greyscalegorilla Plus HUB」でダウンロードしたマテリアル、その他アセットは全て「Plus library」から素早くアクセスできるようになっています。

Materials、HDRIs、Textures、Gobos、Bokeh、User HDRIs、Models の合計7つの項目に分けられており、欲しい素材に簡単にアクセスすることが可能です。

検索機能も充実しており、テクスチャのサイズ、レンダラーの種類、カテゴリーなど様々な絞り込みができます。

【様々な質感を収録したマテリアル群】

【様々な質感を収録したマテリアル群】

Plus library の Materials タブから、モーショングラフィックスに最適化された様々な種類のマテリアルにアクセスすることができます。

種類も金属や木、石、プラスチックなどはもちろん、布や紙、粘土やロープなど、モーショングラフィックで使用しやすそうな質感のものも多く収録されており、痒いところにも手が届くような構成になっています。

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また、Cinema 4D だけでなく Blender、Houdini、Unreal Engine に対応したインポーターがそれぞれ用意されており、各ツールに最適化された状態でもマテリアルを使用することができます。

【多くのシュチュエーションに合わせた HDRI (高ダイナミックレンジ画像)】

【多くのシュチュエーションに合わせた HDRI (高ダイナミックレンジ画像)】

Greyscalegorilla Plus では様々なシュチュエーションに合わせた HDRI が提供されます。

空や屋内外、スタジオなど各シーンに合わせた HDRI をスムーズに選ぶことができ、特にグローバルイルミネーションを利用したシーンのライティングでは強力なパワーを発揮します。

【スムーズなマテリアル素材の適用】

【スムーズなマテリアル素材の適用】

① Plus library から Materials タブを選択

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② マテリアルのカテゴリを選択
画像では「3D Printed Plastic」を選択

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③ マテリアルを選び、適応したいオブジェクトにドラッグ&ドロップ

【HDRI の使用】

【HDRI の使用】

① Cinema4D メニューから Redshift を選択

ライト > ドームライトを作成します。

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② ドームライトの属性タブを開き、使用したい HDRI 素材をドラッグ&ドロップ

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③ HDRI 素材を使用したライティングが出来ました

このように Plus library を活用することで、とてもスムーズにマテリアルや HDRI を適用することが可能です。

【お気に入りのマテリアル紹介】

ここでは、Greyscalegorilla Plus で提供されるマテリアルの中から個人的によく使うもの、お気に入りをいくつか紹介します。

Redshift 標準のマテリアルを適用しただけの状態


EVERYDAY MATERIAL COLLECTION(EMC)

金属やガラス、タイルや壁、石などのオーソドックスな素材の質感を再現したマテリアルセット。 基本的なものは概ねこの中にそろっている為、まずはこのコレクションを見てみるといいかもしれません。


Clay Doh

クレイアニメーションや子ども用粘土の質感を再現したマテリアルセット。楽しげでカラフルな色合いが特徴的です。モーショングラフィックの中でもワンポイントで使用すると、画の中でのアクセントになるのではないかと思います。ディスプレイスメントを使用することで凹凸も再現されます。


Paper Wrinkled

シワのある、紙の質感を再現したマテリアルセット。とてもリアルに作られています。 「平面」の様な簡易的なモデルに適用し出力。3D 上だけでなく 2D のみのモーショングラフィックを制作する際の素材としても使用できると思います。


Colorful Plastic

海外製のおもちゃなどで使用されるプラスチックの質感を再現したマテリアルセット。軽快で楽しいモーショングラフィックスで使用するにはもってこいです。表面もつるっとしたものから、凹凸のあるものまでさまざま。組み合わせるだけでも楽しくなります。


Pattern Canvas

キャンパス地に様々なモダンパターンがプリントされた質感を再現したマテリアルセット。多くのパターンがあり、モーショングラフィックを制作する際のワンポイントとして良いインパクトがあります。自分でこういったパターンを制作するのはとても手間な為、大変重宝します。


また、マテリアル紹介では、HDRI STUDIO vol2 067 の HDRI 素材を使用しました。 左右違う色味のライティングで出来る為、少し雰囲気のある画になります。個人的にお気に入りです。


Greyscalegorilla Plus では他にも様々なマテリアルセットが用意されています。 試行錯誤や作業時間の短縮、マテリアルの構造をひも解いて勉強するなど、個人的にとても重宝します。 皆さんもお気に入りを探してみてはどうでしょう。

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