FX StrokeSetter
複数のシェイプストロークのキャップやコーナーなどのカスタマイズを実現するAfter Effectsスクリプト
複数のシェイプストロークのキャップやコーナーなどのカスタマイズを実現するAfter Effectsスクリプト
FX StrokeSetterは複数のシェイプストロークのキャップやコーナーなど、一括カスタマイズを実現するAfter Effectsスクリプトです。
日常的に利用頻度の高いストロークにおいて色や幅、不透明度、ダッシュ、テーパー、波など、都度ストロークプロパティを開いての編集は時間を浪費する作業です。残念ながらAfter EffectsにはIllustratorのようなストローク編集を効率化するパネルが提供されません。特にAfter Effectsでベクターのアートワークを大量に扱う場合、シェイプレイヤーのコンテンツグループを何度も編集することで時間を浪費する可能性があります。FX StrokeSetterを利用すればストロークを選択してボタンをクリックするだけで編集が完了するため、シェイプレイヤーのプロパティを都度開いて編集する必要がなくなります。
ストロークキャップ
選択したシェイプレイヤーでストロークキャップをバット(1)、ラウンド(2)、またはプロジェクション(3)に設定します。
ストロークコーナー
選択したシェイプレイヤーでストロークコーナーをマイター結合(4)、ラウンド結合(5)、またはベベル結合(6)に設定します。
ストロークアライン
選択したシェイプレイヤーのストローク位置を中央(7)か内側(8)、または外側(9)に揃えます。このオプションは閉じた形状に適しており、通常オープンパスに適用することは望ましくありません。また、FXStrokeOffsetと呼ばれるオフセットシェイプレイヤーアニメーターが各ストロークの同じ階層レベルに追加されます。
ストロークテーパー
選択したシェイプレイヤーでストロークのテーパー開始は(10)、テーパー終了は(11)の値を100%に設定します。
ストロークウェーブ
(12)を使用し、選択したシェイプレイヤーでストロークの「波の量」をデフォルト値の75%に設定します。
ストロークダッシュ
(13)を利用して選択したシェイプレイヤーのストロークに点線と余白を追加します。アイコンをクリックするとウィンドウが起動し、ダッシュとギャップをペアごとに追加するように求められます。なお (‘Dash 1’、’Gap 1’、’Dash 2’、’Gap 2’、’Dash 3’、’Gap 3’)と最大3つの点線/余白のペアを追加することができます。
ストロークのリセットまたは幅/色/不透明度
(14)は2つの異なる目的で使用できます。一つ目がストロークのダッシュやウェーブ、およびテーパーのリセット。もう一つが選択したシェイプレイヤーにストロークの幅や色、不透明度のローカルまたはグローバルコントロールの適用です。
ヘルプと情報またはコンプ内のすべてのシェイプレイヤーを選択
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※対応するOSバージョンにつきましては、「After Effects 必要システム構成」をご参照ください。
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