Boris FX Sequoia 17
世界のトップエンジニアに選ばれる究極のマスタリング&ポストプロダクションDAW
世界のトップエンジニアに選ばれる究極のマスタリング&ポストプロダクションDAW
Boris FX Sequoia は、世界中のトップマスタリングエンジニアに選ばれる究極のDAWです。
マスタリングは音楽制作の最終工程であり、音の透明感・精度・安定性が何より求められます。Sequoia は、リニアEQ、トゥルーピークリミッター、マルチバンドコンプレッション、ステレオイメージング、DDP入出力など、専門スタジオに必須の機能を網羅しています。更に32ビットフロート録音と最大384kHzサンプリングに対応し、細部まで解像度を保ちながら圧倒的なダイナミックレンジを実現します。
オブジェクトベース編集により、各素材を個別に処理でき、プラグインチェーン、AUXセンド、ピッチ/タイム調整を柔軟に適用可能。Dolby Atmosや3Dオーディオ制作にも対応し、映画や音楽作品において立体的なサウンド表現を可能にします。
放送現場では、録音中の素材を同時に編集・送出できる強力なオーディオエンジンと、最新CMS/オートメーションとの高い親和性により、時間と安定性が求められる場面でも安心です。また、ポストプロダクションにおいては、AAF/OMF対応によるプロジェクト交換や、高精度な映像同期機能によって、複雑な映像音声ワークフローを効率的に統合できます。
マスタリングから放送、ポストまで。あらゆる音響制作を支えるSequoiaは、妥協なき音質と効率を追求するプロフェッショナルにとって唯一無二の選択肢です。
インテリジェントなレイテンシ管理により、ハイブリッドオーディオエンジンは妥協のない音質を提供します。トラックエフェクト計算時のレスポンスを短縮することで、低レイテンシでのライブモニタリングが可能に。さらに統合されたハイレイテンシエンジンにより、システムリソースをより効率的に活用し、高度なオブジェクトAUXサラウンド機能を実現します。
32ビットフロート録音で完璧な音をキャプチャし、最大384kHzの精度を誇ります。要求の厳しいプロジェクトにおいても比類なき明瞭さとディテールを発揮します。
Sequoiaのオブジェクトベース編集なら、オーディオプロジェクトのあらゆる要素を自在にコントロールできます。トラックを必要な数だけオブジェクトに分割し、タイムライン上の任意の位置に配置可能。
各オブジェクトには、カスタムフェード、エフェクト、オートメーション、さらにはルーティングまで適用できます。すべてのパラメータをリアルタイムに操作できるため、細部まで調整・洗練し、理想のサウンドを完璧に仕上げることができます。
「音が良い だから私は使っている」
John Greenham
グラミー受賞マスタリングエンジニア
実績:Billie Eilish・Sam Smith・Ice Cube
世界トップクラスのマスタリングエンジニアが最重要プロジェクトにSequoiaを選んでいます。オブジェクトベース編集、アーティファクトを排したリサンプリングアルゴリズム、マルチコーデック書き出しなど、多彩なプロフェッショナルツールと機能によりシームレスなワークフローを実現します。
最大の強みはそのサウンドです。高性能オーディオエンジンが、他に類を見ないクオリティを提供します。
コンサート音響制作において最も重要なのは安定性と信頼性です。アントニー・キングをはじめとするプロフェッショナルは、トラック数の多いプロジェクトでもSequoiaを選択しています。ポップス、ロック、交響楽団など、ジャンルを問わず最大512入力に対応し一貫したパフォーマンスを提供します。さらにマルチシンクロナスカットやソース/デスティネーション編集といった革新的な機能も備えています。
放送において時間と安定性は不可欠です。そのためARD ZDF Radio Franceといった大手放送局がSequoiaを採用し、最新の放送CMSやオートメーションシステムへダイレクトかつ高速に接続しています。超高性能オーディオエンジンにより、録音中であっても素材を編集し、そのまま放送局へ配信することが可能です。
オーディオ制作に新たな次元を。統合されたDolby Atmosを使い、サウンドを正確に3D空間に配置・移動できます。従来のサラウンドを超えた没入感あるサウンドスケープを創造し、音楽、放送、オーディオブック制作を最高レベルへ引き上げます。
Dolby Atmosなど没入型オーディオフォーマット向けのADM(Audio Definition Model)メタデータを構造的に管理し、明確に表示できます。制作開始から最終的なADM書き出しまで、一貫してメタデータを整理・把握可能です。
プロジェクトを複数のセクションに分割して視覚的に整理できます。レンジマーカーエクスポートを利用することで、必要なトラックやセクションだけを正確に選択して書き出せます。トラックをミュートやソロ設定する手間なくステムをエクスポート可能です。
Celemony MelodyneなどのプラグインをARA2で統合可能。テンポ、ピッチ、ボリューム、音程などの値を直接やり取りし、トラック上のすべてのオブジェクトを表示・再生できます。ワークフローを革新する大きな進歩です。
Sequoiaのミキサー内で、外部ハードウェアエフェクトをレイテンシ補正されたプラグインとしていくつでも統合可能です。エフェクト機器との作業がより直感的かつシンプルになり、創造性豊かな表現と柔軟なルーティングを実現します。
SequoiaにはAcon Digitalの最新スペクトルクリーンアップツール「Acoustica 7.7」が搭載。Acoustica 7.7は独自でオリジナルなサウンドデザインを実現するための、高精度な処理ツールを網羅したパッケージです。AI搭載のリミックスツールによりオーディオファイルを5つのステムに分割し、それぞれのレベルをリアルタイムで調整可能。また、最先端のスペクトル編集に加え、マスタリング、オーディオ修復、ダイアログクリーンアップの各ツールも備えています。
CrumplePopのAI搭載オーディオ修復プラグインは、ノイズや不要な音をボーカル録音から除去する最速かつ最も簡単な方法です。エコー、背景ノイズ、レベルの不均一、交通音など、あらゆる不要音に対応。プロジェクトにCrumplePopを適用し、ノイズ除去の度合いを調整するだけで完了します。他のツールのようにクラウド処理に依存せずPC上で完結するため、データは常に安全でプライベートに保たれます。
理想のテイクをすぐに作成可能。異なる録音を切り替えながらベストな部分を選択し、各トラックの下で直接まとめて編集できます。
オーディオファイルのタイミングを瞬時に最適化。高度なタイムストレッチアルゴリズムにより、優れた音質を保ちながら素早く正確な結果を得られます。
マーカーが複数行に表示され、必要な情報を俯瞰して把握可能。マーカーを色分けして作成、編集や移動も自在に行えます。
複数のコーデックやサラウンド/ステレオなど、複数フォーマットで同時にプロジェクトをエクスポート可能に。新しい便利なエクスポートリストでは、複数のプロジェクトを選択して一括エクスポートすることもできます。
プロジェクト内のすべてのトラックを、個別のオーディオファイルとして一括書き出し可能。AUXやサブミックスバスのオーディオも個別に含められ、別途レンダリングする必要がありません。コラボレーションや複雑なミックスのアーカイブに最適です。
Sequoiaは音質に一切妥協したくないクリエイターのために強力な機能を提供します。内蔵のスペクトルクリーニング機能、新たに搭載されたAI対応のAcoustica 7、そして多彩で高度なプラグイン群により、オーディオ録音を修復し、最高の結果を実現します。
スペクトルクリーニングを使用すれば、ライブ録音やインタビューから椅子の移動、音の鳴る携帯電話、咳などの背景ノイズを簡単に除去できます。従来のフィルターや複雑なクロスフェード編集では多くの時間がかかる上、しばしば信号に聞き取れる変化を与えてしまいます。それに対しスペクトルクリーニングなら、歪みのない結果を素早く得られます。
ノイズ成分はマウス操作で簡単に選択して除去可能です。スペクトログラム表示とA/Bテスト機能により、信号を迅速かつ容易に修復できます。元の周波数スペクトルから欠落した要素は、補間や周囲の有効信号からのトランジションを使って録音に再構築されます。
この設定によりスペクトル内の特定の振幅にのみ補間を限定できます。これにより、バックグラウンド信号に影響を与えることなく、特定の音だけをスペクトルから除去可能です。この範囲は、設定したスレッショルドが補間可能な音量ウィンドウを決定します。範囲外の小さいまたは大きい信号成分は影響を受けません。
低周波帯域で作業する際は、スペクトル表示をリニアからログスケールに切り替えることができます。これにより周波数帯域を見分けやすくなり、素材に対してより正確な調整が可能になります。
CrumplePopのAI駆動型オーディオ修復プラグインは、ボーカル録音からノイズや不要な音を除去する最速かつ最も簡単な方法です。エコー、背景ノイズ、レベルの不均一、交通音など、さまざまな不要音に対応。プロジェクトにCrumplePopを適用し、ノイズ除去の度合いを調整するだけで作業は完了します。
他のツールのようにクラウド処理に依存せず、CrumplePopはローカルマシン上で動作するため、データは常にプライベートかつ安全に保たれます。
Acoustica 7は、独自性とオリジナリティのあるサウンドデザインを実現するための、高精度な処理・修復ツールを網羅した総合ツールキットです。AI搭載のリミックスツールにより、オーディオファイルを5つのステムに分割し、それぞれのレベルをリアルタイムで調整可能。さらに最先端のスペクトル編集機能に加え、マスタリング、オーディオ修復、ダイアログクリーンアップの各ツールを備えています。
Acousticaの高度なスペクトル編集モードを使えば、録音内の問題箇所をピンポイントで処理可能です。ブラシ、フリーハンド、マジックワンドといった選択ツールで不具合を簡単に分離し除去できます。
スペクトラム、スペクトログラム、ウェーブレット解析などを用いてプロジェクトを分析可能。EBU R-128ラウドネス、レベル、スペクトル、位相相関メーターでオーディオ出力をリアルタイムに可視化できます。
Acoustica 7には、リバーブエフェクトVerberate 2をはじめ、Dynamics、Multiband Dynamics、Dither、Limitなどのプラグインが搭載されています。さらに DeNoise 2、DeHum 2、DeClick 2、DeClip 2、Extract:Dialogueといった修復・ノイズ除去ツールも含まれています。
AI搭載ツールを手動または全自動で活用し、エラーや不要なノイズを検出・除去。ヒスノイズの低減、クリップの修復、クリックの除去、トランジェントの抑制などを迅速かつ正確に行えます。これまで想像もしなかったほど美しい仕上がりを実現します。
かすかなバックグラウンドノイズ、歪んだピーク、鈍い高域など、あらゆる問題に対応。統合されたリストレーション&マスタリングツールにより、精密にオーディオを磨き上げることができます。プロ仕様に設計された各モジュールは、不要なアーティファクトを除去し、 サウンドの明瞭さを高めることで、あらゆる制作においてクリーンで透明感のある鮮明な音を実現します。
マイクプリアンプやADコンバーターで発生しがちな、均一で低レベルなホワイトノイズを除去します。
クリッピングや歪んだ音を除去し、特にピアノやボーカル録音に効果的です。クリッピング部分は周囲の素材をもとに再計算され、修復されます。
ノイズプリントを使用して、実際のオーディオ信号への影響を最小限に抑えつつ、気になる背景ノイズを除去します。
傷ついたレコードでよく見られる、パチパチ音やクリック音を除去します。またDeCracklerは、古いレコードに特有の連続的なクラックルノイズを取り除きます。
ポップやロック楽曲に最適な精密なマスタリングエフェクトで、サウンドに透明感と輝きを加えます。高域の音の損失を補正し、オーディオ素材を磨き上げて艶やかな仕上がりにします。
放送において効率的な時間管理は不可欠です。Sequoiaでは録音が進行している最中でも、素材のプレビュー、カット、アレンジが可能です。つまり、ライブコンサートを録音しながら、同時に放送局へオンエアする準備を行うことができます。
Sequoiaのインターフェイスは、ニュースや特集番組の制作から、大規模なマルチトラックプロジェクトまで、シームレスなワークフロー統合を保証します。任意のワークステーションからワンタッチでプロジェクトをインポート/エクスポート可能です。すべてのオーディオ素材とSequoiaプロジェクトは、データベースサーバーに保存できます。自動バックアップや削除ルーチンにより、常にデータの整合性を保持。増分保存や差分保存を行うことで ネットワーク負荷を軽減し、大幅な時間短縮を実現します。保存されるのはプロジェクト全体ではなく、変更点のみです。
EBU Tech 3352準拠のブロードキャストWAVEファイルでのエクスポートに対応しています。エクスポート時に「Each CD track in a file」を設定すると、ISRC情報がWAVEファイルに埋め込まれます。ISRCはBroadcast Wave Managerで表示・編集可能です。
それぞれのISRCを含むCDインデックスは「Set track indices on Object Edges」機能を使って自動的に設定でき、書き込みやエクスポートに利用されます。また、CDインポート時には、BWF ISRC情報が個別のWAVEファイルに埋め込まれます。オブジェクト内でのISRC表示オプションも複数用意されています。
バックグラウンドミュージックとナレーションを精密にマッチング。このダイアログベースのツールは、ボリュームカーブを操作し、別のトラックで話し声が始まると同時に音楽の音量を下げます。編集はソーストラック内のオーディオ素材の音量を基準に行われ、複数のターゲットトラックに適用可能です。
キューモードは、ラジオ放送や舞台での音出しによく使用される特別なライブ再生モードです。録音を別のトラックで進めながら、キューモードトラックに含まれるオブジェクトを順に再生することができます。例えばラジオドラマの収録では、ナレーションを録音しながら、効果音や事前に用意した要素を台本の指示に沿ってシームレスに組み込むことが可能です。
ライブ制作ではリアルタイム情報の流れが重要です。Sequoiaなら録音が進行している最中でも、素材を任意のポイントで試聴し、プロジェクト内のオブジェクトをカット・配置し、既存の素材をエクスポートできます。
ライブ録音では、精度、タイミング、録音の忠実性が最も重視されます。Sequoiaは、ソース/デスティネーションカットやマルチシンク編集といった革新的な機能を提供し、異なるテイクからベストな部分を組み合わせ、短時間で忠実に再現されたトラックを作成できます。信頼性の高いパフォーマンスにより、すべてリアルタイムで実行可能です。
複数の録音を組み合わせ 、完璧な最終バージョンを作成できます。2つの表示領域により、ソーストラックとデスティネーショントラックを同時に表示・再生可能。両方の領域でナビゲーション、ズーム、再生が独立して行えます。再生中でもソース素材に移動し、次のカット位置にマーカーを設定できます。
類似した楽曲部分の検索を容易にし、編集作業をスピードアップ。異なるテンポで録音されたテイクでも、正確にカットや調整が可能です。常に正しい位置でカットされるため 、代替録音の開始位置を探す必要がなく、完成したプロジェクトをすぐに編集に進めます。
カットを精密に調整し、オブジェクト間の完璧なトランジションを作成。すべてのクロスフェードはリアルタイムで演算されるため、即座に反映され、中間計算や待ち時間は不要です。未使用の素材も表示・モニタリング可能で、トランジションの細部まで高精度な調整を行えます。
世界中のトップマスタリングエンジニアが、Sequoiaの揺るぎないクオリティに信頼を寄せています。Mastering Suiteには、リニアEQ、トゥルーピークリミッター、ステレオエンハンス、マルチバンドコンプレッションといった多彩なプラグインに加え、DDPエクスポートなど、業界標準に準拠したスムーズなワークフローとデータ交換機能が含まれています。
専用バッファによって、各オブジェクトに独立してリアルタイム処理を適用可能。プラグインチェーン、AUXセンド、ピッチシフト、タイムストレッチ、EQ、オートメーションなどを自在に活用できます。メディアを変換することなく、あらゆるフォーマットにシームレスに対応します。
複数のコーデックやサラウンド/ステレオなどのフォーマットに、同時にプロジェクトをエクスポート可能。新しい便利なエクスポートリストを使えば、複数のプロジェクトをまとめてエクスポートでき、処理が終わるまで待つ必要もありません。ハードディスクからインポートしたオープン/クローズ状態のプロジェクトでも実行可能です。
オーディオファイルの書き出しは、すべてのDAWにおいて中核的な機能です。新しいエクスポートダイアログは、より明確な構造とデザインに刷新され、必要なオプションを見やすく整理。よく使用するエクスポートフォーマットにより迅速にアクセスできます。
異なるターゲットフォーマットを同時にエクスポートし、ワークフローを効率化。必要なコーデックを選択するだけで、すべてのファイルが自動的に1回の書き出しプロセスで生成されます。定義した設定はプリセットとして保存可能です。
エンコーダープレビュープラグインにより、AACやMP3へのエクスポートを想定したプロジェクトを編集中にリアルタイムで確認可能。エクスポート設定を直接調整し、エンコーダーの特性を把握して品質を最適化できます。
制作時間を大幅に短縮。Batch XMLファイルを用いたバッチ処理がウォッチフォルダで可能になり、L&Rファイルにも対応。短いアイテムから自動的に優先処理されます。「KeepFileExtension」ジョブエントリでファイル拡張子を恒久的に保持でき(例:タイプ変換用) watchfolder.iniでは拡張エラーコードも利用可能。ウォッチフォルダ機能は、Sequoia Enterpriseのお客様向けに提供されます。
POW-rコンソーシアムが開発した特許アルゴリズムにより、16ビットCDフォーマットでも最高品質を実現。サイコアコースティック(聴覚心理学的)手法に基づき、ノイズシェイピングの有無にかかわらず、ワード長を短縮しつつ高いダイナミックレンジを維持します。
Sequoiaは、マスタリングスタジオとプレス工場間のプロフェッショナルなファイル交換をサポートします。DDPマスターはオーディオCDとして焼かれないマスターCDでチェックサム付きのデジタルデータとしてプレス工場に送られ、生産の完全なエラーフリーを保証します。また、DDPマスターをインポートして、さらに編集したり元のプロジェクトと比較したりすることも可能です。
Sequoiaは、EBU Tech 3352に準拠したISRCをブロードキャストWAVEファイルに書き込み可能で、ファイルベースのワークフローを最適化します。
DDPプレイヤーは、自分で作成したDDPマスターや他者から受け取ったDDPマスターを検証するためのスタンドアロンアプリケーションです。トラックやトランジションの再生、PQコード、ISRC、MCN、CDテキストデータの表示、さらにRed Book準拠の自動チェックが可能です。DDP 1.0xおよび2.00フォーマットの読み込みに対応しています。
最大限の精度で作業。多彩なビジュアルレイアウトから選択し、複数のメーター表示で自分だけのコックピットを構築できます。ラジオおよびテレビ放送規格に準拠した以下のプリセットも利用可能です。
Type I, DINスケール – Type I, Nordicスケール
Type IIA, BBC – Type IIB, EBU
このプラグインはテレビやラジオ番組における国際放送規格 EBU R128 および ITU-R BS.1770 に準拠して、ラウドネスとダイナミクスを調整できます。ピークベースのメータリング手法に代わる最新基準に対応します。
オブジェクトやオーディオファイルをEBU R128 / ITU-R BS.1770 / 1771に準拠して正規化し、ラジオやテレビ放送に適したレベルに統一できます。
オブジェクトのダイナミクスを制御し、音声素材内のラウドネスの変動を均一化します。
大量のファイルを自動的に、目的のラウドネス値に調整可能。Sequoia Enterpriseでは、ウォッチフォルダ機能も利用できます。
選択したフォルダに新しいファイルが追加されると、自動的に処理(例:ラウドネスノーマライゼーション)を実行します。バッチ処理はコマンドラインからも実行可能です。
プロジェクト全体または選択範囲のラウドネスを計算できます。その後、ステレオマスター/サラウンドマスターで音量を調整可能です。
ドキュメンタリー、大作映画、ミュージックビデオなど、どのようなプロジェクトでもSequoiaはサウンドデザインや映画制作におけるダビングのための豊富なコンテンツとツールを提供します。強力なオーディオエンジンにより、複雑なアレンジや効果音も容易に編集・ミックス可能です。
Sequoiaは主要なオーディオ/ビデオフォーマットを幅広くサポート。ダビングやポストプロダクション用にビデオ素材を直接編集することが可能です。複数のビデオをSequoiaにネイティブで読み込み可能。位置決めや編集を高速に行うためには、非圧縮または低圧縮フォーマットを推奨します。
オーディオとビデオを同時に録画できる機能を搭載。システム内の利用可能な録画デバイスを使用して記録可能です。例えば、参照用のビデオトラックを同時に録画し、後で編集やミックスの際にステージサウンドを正確に再現できます。
Sequoiaのタイム表示を使って、SMPTEタイムコードをタイムコードトラックに表示可能。ポストプロダクションプロジェクトにおいて、録音されたタイムコードを参照しながら編集を進められるため非常に有用です。
SequoiaはOMF/AAFを統合サポートしており、異なるプログラムやプラットフォーム間でプロジェクトを交換可能です。より多機能でオープン仕様のAAFが推奨される交換フォーマットです。
すべてのVitaソロインストゥルメントをSequoiaで利用可能。印象的なサウンドデザイン、直感的な操作性、幅広いモジュレーションオプションを提供します。
Sequoiaはシンプルなステレオラジオ解説から、複雑な音楽制作や映画スコアに至るまで、あらゆる制作を支えるツールとワークフローを備えています。自動サンプルレート変換や圧縮オーディオファイルのリアルタイムデコード機能により、異なるオーディオフォーマットを問題なく組み合わせることができます。
Sequoiaでは、外部ハードウェアエフェクトをエフェクトプラグインとしてプロジェクトに統合可能です。エフェクトデバイスとの作業が簡単になるだけでなく、プラグインブラウザを通じて外部エフェクトをいくつでもインポートできます。より豊かなクリエイティブ表現と柔軟なルーティングを実現します。
coreFX Suiteは、プロフェッショナルなサウンドデザインに必要な基本ツールを網羅した究極のエフェクトバンドルです。現代的な制作に必須のパンピングエフェクト、正確なダイナミクス制御のための5種類のプラグイン、音に奥行きと広がりを与える3種類のモジュレーションエフェクト、さらに重要な処理を1つのプラグインで自動化する最新ツールが追加されています。すべてのダイナミクス系プラグインは ドライ音と処理後の波形をリアルタイムに表示します。
coreFXに含まれるプラグイン:VolumeFormer, 2-Point-Compressor, Compressor, Limiter, Gate, Expander, Delay, Chorus, Flanger, coreFX Utility
colorFX Suiteは、幅広いサウンドキャラクターを付加できるカラレーションエフェクト集です。Tape Machineは、アナログハードウェアの力強いダイナミクスとバーチャルコントロールの精密さを融合。Bitcrusherは、デジタルディストーションを新たな次元へと引き上げ、多彩なパラメータで刺激的なサウンドを実現します。Tube Distortionは、静かでハーモニックな響きから、激しく荒々しい音色まで 歌うような質感を付加します。
シグナルルーティングは、フィルタリングやモジュレーションにも対応。マスターやグループ信号の微妙なエンハンスから、個別トラックの独自の質感作りまで柔軟に活用できます。
Sequoiaは、ネイティブ32ビットフロート録音と最大384 kHzサンプリングレートに対応し、フィールドレコーディング、インタビュー、ライブ放送においても超クリアなサウンドと圧倒的なダイナミックレンジを提供します。32ビットフロートにより、ゲイン調整やレベル設定の手間はもはや不要です。
理想のテイクをすぐに実現可能。複数の録音を自在に切り替え、最良の部分を選んでプロジェクト内の各トラックの下で直接まとめて編集できます。同時に録音されたトラックは自動的にグループ化され、常に進行状況を把握できます。
プロジェクトを効率的に整理。マーカーは複数行に表示され、必要な情報を常に俯瞰できます。マーカーを色分けして作成、編集、移動することが可能で、動画トラックなど専用のトラックに割り当てることもできます。オーディオマーカーとビデオマーカーは独立して機能します。
MIDI制作を常に見やすく管理。より目立つノートブロックと明瞭なカラーデザインによりプロジェクト内での視認性が向上し、完成までの作業を効率化します。
1トラックあたり、最大32チャンネルの3Dオーディオチャンネルフォーマットで素材をミックスできます。
新しいダイアログビューにより、仮想サウンドソースの位置を直感的にコントロール可能。トラックやオブジェクト単位で空間軸の位置を自動化できます。新搭載のVBAP(Vector Base Amplitude Panning)ポジショニングモードにより、高精度な定位感を持つサラウンド用ファントムソースを作成可能。スピーカー数に依存せず、2D/3Dのいずれのセットアップでも利用できます。
1つのプロジェクト内で任意の数のサラウンドマスターを利用可能。トラックごとに最大24チャンネルをサポートします。サラウンドマスターはステレオマスターへのダウンミックスも可能。サラウンドチャンネルのレベルコンポーネントも自由に定義できます。
トラックオートメーションを複数のサブトラックにレーン表示可能。ボリューム パン エフェクト設定など、任意のトラックパラメータを同時に表示・編集できます。複雑で詳細なカーブを選択して、他のトラックの任意の数のオートメーションレーンに同時コピー可能。例えば、グループ化された楽器すべてに同じボリュームカーブを割り当てるといった操作が行えます。
Sequoiaは、SSL、PreSonus、JLCooper、Tascam、Yamahaなどのハードウェアコントローラーをサポートしています。また Mackie ControlおよびMackie HUIに基づくすべてのコントローラーにも対応。Artist Mix、Artist Control、Artist TransportといったArtist Seriesコントローラーとも連携します。これらのコントローラーはEUCONプロトコルで制御され、Windows環境が必要です。さらに Avid® Pro Tools | S6コントローラーとの連携に特化した設計がされています。
ドッキングオプションにより作業環境をニーズに合わせてカスタマイズし、画面領域を最適に活用できます。新しいタブや複数プロジェクト切り替え機能を備えたプロジェクト管理ワークフローにより、作業の見通しがより明確になります。
Sequoiaでは複数のプロジェクトを同時に開き、並行して作業可能です。トラックをプロジェクト間で転送する際、エフェクト、オートメーション、プラグイン、そのほかのトラック属性を保持したまま移動できます。
VCA(Voltage Controlled Amplifier)や DCA(Digital Controlled Amplifier)を使用することで、ミキシングや仕上げ作業が格段に容易に。VCAグループに割り当てられたチャンネルレベルは、Sequoiaのミキサー内のVCAフェーダーで制御可能です。
任意の数のチャンネルストリップをVCAマスターフェーダーに割り当て可能。既存のチャンネルストリップを簡単にVCAフェーダーへ切り替えることもできます。「ゴーストフェーダー」を表示すれば、VCAマスターでの調整内容が個別チャンネルに反映される様子を確認可能です。
Sequoiaでは、ミキシング中に追加のアウトプットを簡単に追加・削除でき、柔軟なルーティングを実現します。トラックにアウトプットを割り当てない設定も可能で、ルーティングマネージャーから複数のアウトプットを直接表示・選択できます。
ボリュームコントロールのポスト、プリ、ゲイン直後(ダイレクトアウト)といった異なるタップポイントを利用することで、複雑な音楽制作のミックスを容易にします。
Sequoiaは標準的なオートメーションモードであるタッチ、ラッチ、トリム、上書きをサポート。オートメーションカーブはグラフィカルに表示され、簡単に編集できます。
ボリュームやパンに加えて、VSTインストゥルメントやプラグインのパラメータも、トラックレベルおよびオブジェクトレベルで自動化可能です。
サラウンドマスターでは、出力デバイスとして「Surround downmix」を選択でき、ダウンミックスマトリクスのさまざまなプリセットを利用可能。サラウンドバスをステレオバスにルーティングすることもでき、ダウンミックス設定はステレオマスターバウンスにも反映されます。つまり、サラウンドプロジェクトからステレオバウンスを行う際にも調整が反映されます。
Sequoiaでは、オーディオ素材を自由に分割して任意の数のオブジェクトとしてトラック上で移動可能。各オブジェクトごとにフェードやエフェクトを適用でき、個別にAUXチャンネルやサラウンドバスへ送ることも可能です。オブジェクトエディターでは、すべての設定にリアルタイムでアクセス可能で、変更は即座に反映されます。
複雑なワークフローを効率化し、制作時間を大幅に短縮。Sequoiaのマクロ機能を使えば、カスタムコマンドシーケンスを記録、プログラム、実行可能です。最大128個のマクロをキーボードショートカットに割り当て、クイックアクセスが可能。さらに、プロジェクト内のマーカーを通じてマクロを実行することもできます。
高度なデジタルアルゴリズム、優れたエフェクトプラグイン、フローティングポイント計算の継続的な活用により、個々の信号を積み重ねてもニュアンスを損なうことなく、豊かなサウンドを維持します。
Sequoiaでは、すべてのVitaソロインストゥルメントを利用可能です。これらのバーチャルインストゥルメントは、印象的なサウンドデザイン、直感的な操作性、幅広いモジュレーションオプションを提供します。
世界的な音楽スター ― Billie EilishからKendrick Lamarまで ― と共に活躍するトッププロデューサーや、ライブ・放送の専門家、オーディオエンジニアたちがSequoiaを選んでいます。彼らがSequoiaを手放せない理由をご紹介します。
「スタジオで追求している細部へのこだわりは、そのままSequoiaにも反映されています。ビジュアライゼーションレイアウト、すべてをカスタマイズできる点、ルーティング方法、どれも素晴らしいです。ステレオテンプレートからステムマスタリングテンプレートへ簡単に切り替えられます。自分のスタジオを設計したようにDAWを設計できる、これこそがSequoiaを愛用する理由であり、マスタリングに使う唯一のDAWです。」
クレジット:Roddy Ricch, Kendrick Lamar, Baby Keem, DaBaby, Summer Walker, SZA
「Sequoiaを使い始めて気に入ったのは、マニュアルを見なくても使えたことです。マスタリングは音楽の最終工程、小さなアドバンテージでも最大限に活用すべきです。そしてSequoiaは ― 理由はどうあれ ― 音が良い、だから私は使っています。」
クレジット:グラミー4冠(『Record of the Year』『Best Engineered Album』含む)|Billie Eilish
「Sequoiaはマスタリングのやり方を大きく変えました。特にオブジェクトエディターです。最大4つのスナップショットを作成でき、それぞれにプラグインチェーンを組み込めます。これらをすぐ呼び出して、トラックを分割し、スナップインできます。私は問題を正確に見つけて即解決するスタイルですが、オブジェクトエディターなら素早く問題に集中し、ほぼ瞬時に修正できます。まるでスイスアーミーナイフのような存在です。」
クレジット:Björk, RAC(グラミー受賞リミックス『Tearing Me Up』), Alex G, Jackie OST (Mica Levi), Neon Indian
「Sequoiaはミックスダウンといった最も重要な場面で真価を発揮します。クリティカルな編集、オブジェクトベース処理、オーディオ修復、DDPなど必要な納品作業にも活用しています。まれにテンポやタイム調整も行いますが、ピッチは常に維持されます。Sequoiaは100%の音質中立性と忠実性を保ち、プロフェッショナルなプラグイン群、豊富なメータリングとラウドネス計測ツール 優れた修復ツール(スペクトルクリーニングやデノイズなど)、さらにAAC/MP3リアルタイムプレビュープラグインまで搭載。まさにハイエンドオーディオ制作のゴールドスタンダードです。」
クレジット:Shawn Mendes, Ed Sheeran, Rihanna, Drake, Herbie Hancock, Sting|Thriller 25周年アルバム|ワイルド・スピード7(OST)
「数年前、Sony Masterworksを退職して独立した時、中立性と音質精度に優れ、録音、編集、ミックス マスタリングを効率的に行える最新DAWが必要でした。トップエンジニアからSequoiaがその要件をすべて満たすと聞き、実際その通りでした。以来、多くのレーベルで成功した録音を手がけてきましたが Sequoiaは本当に愛用しています。」
クレジット:グラミー15冠 & ラテングラミー2冠|Yo-Yo Ma, Chick Corea, James Taylor, Bobby McFerrin, Wynton Marsalis, Isaac Stern, Lorin Maazel|元Sony Masterworksシニアエグゼクティブプロデューサー
「Sequoiaは最も包括的で完成されたワークステーションです。マスタリングエンジニアとしての私のニーズをすべて満たしてくれます。4ポイント編集、オブジェクト指向処理、DDPやコーデックプレビューまで、網羅した納品機能により効率的に作業できるオールインワン環境です。さらにマルチフォーマット同時エクスポートも追加されました。64ビット対応とマルチコア処理で、動作は驚くほどスムーズで非常に安定しています。」
クレジット:David Bowie, Nirvana, Aerosmith, James Taylor|iZotope教育ディレクター
製品のインストーラーはデモ版と正規版を兼用しています。正規ライセンスの認証を行わない場合、15日間のフリートライアル版を申請してお試しいただけます。
Boris FX社 製品インストール方法 (Boris FX Hub)
Boris FX Sequoia の利用にはBoris FXアカウントの作成とBoris FX Hub経由でのインストールが必須となります。Boris FX社 製品インストール方法 (Boris FX Hub)を参照してBoris FXアカウントを作成し、Boris FX HubよりBoris FX Sequoiaをインストールしてください。
Boris FX Sequoia, Samplitude, Music Studio のアップグレード&サポートプラン
録音からマスタリングまで対応する、オーディオ制作のためのプロ仕様DAW
初心者から本格制作まで対応するオールインワン音楽制作ソフト
Sequoia/Samplitudeに搭載のVST Instruments