VFX Supercomp
Light WrapやVolumetric Fog、Optical Glowなどのツールを搭載し、複雑な合成をシームレスかつリアルな完結を実現するAfter Effectsプラグイン
Light WrapやVolumetric Fog、Optical Glowなどのツールを搭載し、複雑な合成をシームレスかつリアルな完結を実現するAfter Effectsプラグイン
VFX Supercompは、VFX Suiteに収録しています。単体製品での販売はございません。最新のVFX Suiteのご利用は、Red Giant CompleteまたはMaxon Oneの購入をご検討ください。
VFX Supercomp 1.5は、合成を行うすべての要素をSupercompレイヤー単体で管理・調整を実現し、ビルトインのLight WrapやVolumetric Fog、Optical Glowなどのコンポジットツールを利用してリアルな合成を実現するAfter Effectsプラグインです。
ワークフローはシンプル。コンポジション上のレイヤーを選択してSupercompを適用すると新たにSupercompと命名された平面が生成され、すべてのレイヤーがRG VFX Supercompパネルに表示されます。グローやライトラップなどのビルトインのエフェクトを適用すると、適用したレイヤーにエフェクトアイコンが紐づき、アイコンを選択することでパラメーターの調整が可能になります。VFX Supercompで利用するエフェクトはすべてアイコンで表示されるため、レイヤー数の多いシーンであってもコンポジションの把握が容易になり、調整するパラメーターへのアクセス性も向上します。
また、Supercompに搭載されるエフェクトにはVFXのトリックとテクニックが組み込まれます。例えばLight Wrapを適用した場合、選択した単一レイヤーに影響するのではなく、すべてのレイヤーをラップする必要があることを認識したうえでシーンに対して効果を加えます。また、炎の合成時に熱による揺れを加えた場合、炎の背後にあるすべてのレイヤーに自動で作用して歪みやぼかしを加えます。Supercompに搭載されるエフェクト群はすべてのレイヤー間で作用するため、従来のワークフローと比べてよりリアルな合成を実現します。また、VFX Supercomp上でのレイヤー順変更やエフェクト調整を行った場合も瞬時に再計算が行われるため、プレビューしながらスムーズな調整を実現します。さらに、Supercomp上のすべてのレイヤーに適用できるグレインツール、Master Grainを搭載するため、合成からフィニッシュのグレイン追加までSupercompだけで完結することができます。
After Effectsで複雑でシームレスな合成を作成するのは難しく時間のかかる作業です。Supercompを使用すると、単純に2Dレイヤーで重ねるよりも、すべてのレイヤーやシーンの要素と相互作用させることでライティングや環境エフェクトをはるかに自然な合成が行えます。Supercompは、独自の強力な環境とツールセットでAfter Effectsの2Dコンポジットエンジンを強化し、これまでよりもはるかに少ないプリコンポーズを実現します。
Light Wrap、Volumetric Fog、Optical Glowなどの17種類のGPUに対応したツールを使用して作業できます。Supercompのエフェクトは簡単に適用でき、時間をかけずにリアルなプロの仕上がりの合成ができます。Supercompの調整可能なプリセットにより、最終合成がどうなるかライブプレビューで確認しながら作業できるので、合成作業をスピードアップします。
優れたコンポジットには、物事を正しく見せる方法を知る必要があります。Supercompなら、何十年にもわたって培ってきた映画やテレビ局での豊富な経験を活かすことができます。Supercompには、美しく説得力のある結果をもたらすための視覚効果のトリックとテクニックが組み込まれています。Light wrapsは、1つのレイヤーだけでなく、すべてのレイヤーで光の状態を一致させる必要があることを知っています。炎のエレメントに適用されたHeat Blurは、追加のエフェクトを必要とせずに、その背後にあるすべてのレイヤーをリアルにぼかしたり、歪ませたりします。
SupercompはAfter Effectsとシームレスに連携し、After Effects内で動作するツールです。仕上げにSupercompを使うことも、ワークフロー全体のベースにもできます。どのように使用しても、使い慣れたAfter Effectsのタイムラインから離れて作業を進める必要はありません。