もう、誰も教えてくれない 撮影・VFX/CGアナログ基礎講座I

撮影、VFX、CG ─── デジタルの根幹、アナログの英知を学ぶ! デジタル映像制作に関わる、映像クリエイターたちに贈る指南書、第一弾

在庫切れ

* 3-4 営業日

製品概要

製品概要

「アナログ基礎講座 I」は、特撮監督、VFXスーパーバイザーとして活躍される古賀信明氏が、撮影、VFX、CGのあらゆるアナログの技術、歴史、ノウハウを解説した、映像制作のための専門書籍、第一弾です。

講座 I では、人の視覚や、レンズ、撮影のメカニズム、露出や照明、撮影機材の使い方、と映像制作の基本中の基本を網羅します。

特殊メイク、マットペイント、モーションコントロール合成装置開発、VFX、CG制作など、30年以上に渡り第一線の特撮の現場に関わり、日本の特撮の礎を築いてきた著者が、10年の歳月を掛けて編纂した膨大なアナログの知識、経験、問題解決方法などを惜しみなく公開しています。

これまで、これだけの分量の、実践に基づいた、面白くて読みやすい映像制作の解説書があったでしょうか!

本書を、アナログの基礎知識から、アナログに基づいたデジタルの知識、撮影テクニックなど学習する教科書として、作品作りにつまずいた時の処方箋として、または新たな創造のヒントとして、最新のデジタル映像を手掛けるプロの方から、将来の映像クリエイターを志す若者たちまで、多いにお役立てください。

本書には近代映像制作技術の英知が詰まっています。全ての映像クリエイターたちに贈られた秘伝の書を、今こそ紐解き、未来へと引き継いでください!

著者紹介

著者紹介

古賀信明(こがのぶあき)

1958年(昭和33年)福岡市生まれ
主な作品:引き出しの中のラブレター(2009年)
魍魎の匣(2007年)
蟲師(2005年)
アヴァロン(2000年)
五条霊戦記(2000年)

株式会社スペシャルエフエックス スタジオ

目次

はじめに

■アナログとデジタル
・その違いをちゃんと説明できますか?

■光の本質
・光は電磁波
・ライティングのもう一つの役目
・三原色

■視覚の知識
・ヒトの眼
・見える順番
・眼球の動きと色の知覚
・マルチ感度の肉眼
・マッハバンド(階段状のしましま)
・ハイダイナミックレンジCCDの可能性
・ブラックライトを見ると頭が痛くなるのはなぜ
・ブラックライトで照らすと白いシャツが光るのは?
・ナトリウムランプで全てモノクロに見えるのは
・ナトリウムランプの特徴を活かした合成方法
・テクニカラー方式
・ナトリウム・プロセス
・小西六ワンショットキャメラ
・夕陽は何故赤い?

■収差
・屈折率
・ザイデルの5収差
・5収差と色収差
・色収差
・リニア編集とノンリニア編集

■露出のメカニズム
・絞りとシャッタースピード
・ロータリーシャッター
・暗い被写体を撮影する工夫
・メーカーがレンタルするというビジネス
・シャッター開角度と撮影コマ数
・シャッタースピードを変える理由
・露光のタイミング
・フィルムには写らない瞬間がある
・写らない閃光を写す解決法
・マズルフラッシュの合成
・間欠輸動機構
・間欠輸動機構の無いキャメラ
・モーションブラー
・アナログの合成
・ストップモーション・アニメーション (コマ撮り)
・ストップモーション・アニメーションの問題
・ゴーモーション
・モーションブラーのエピソード
・スピード感のリアリティ
・当時の日本の合成事情

■露出の決定
・撮影する際は最終イメージを頭の中で描くこと
・フィルムの露出
・ゲインアップ/増感
・適正露出
・ネガでとらえられた光の情報は全てプリントには反映出来ない!?
・NDフィルター
・レンズの明るさ-F-
・F値(Fナンバー)
・絞りを先に決める
・シャッタースピードを先に決める
・相反則不軌
・CCD特有の問題
・CCDのゴミ
・入射式露出計の使い方

■オプチカルプリンター
・オプチカルプリンターとは
・オプチカルとはフィルムでフィルムをコピーする事
・エリアルイメージ合成

■レンズ
・レンズはプリズムの集合体
・球面レンズと非球面レンズ
・レンズの低価格化
・ゴースト、レンズフレア
・シリンドリカルレンズ
・シネマスコープの利点と欠点
・レンズは丸いのになぜゴーストは六角形?
・明るいレンズは絶対必要か?
・レンズコーティング
・レンズのクリーニング
・被写界深度
・最小絞り
・自動絞り
・写真とムービーの被写界深度
・レンズが対応しているフォーマット
・イメージサークル
・レンズのミリ数だけでは画角は語れない
・ビデオにおけるシャッター
・絞りの決め方
・ハイスピード(高速度撮影)
・CMOSとCCDの違い

■撮影
・撮影するという事
・スタジオセット撮影
・オープンセット撮影
・ロケセット撮影

■キャメラワーク
・キャメラには大きさ、重さがある
・キャメラを動かすという事
・キャメラを動かす理由(キャメラムーブ)
・キャメラやキャラクター(被写体)の移動スピード
・どういうキャメラワークが望ましいのか?
・キャメラワークに関する機材と手法
・クレーン
・通常のクレーンでは難しい動き
・クレーンの種類
・キャメラワークの設計
・キャメラワークとレンズの選択
・魚眼レンズを使った撮影
・ワイドレンズ(広角)
・望遠レンズ(長玉)
・ズームとトラックの違い
・クレーンのアームを振る
・キャメラワークのトレーニング法の一例
・seeとlookとwatchの違い

■ライティング
・照明
・ライティングのバランス
・絶対的な適正露出は無い
・キーライト
・押さえ
・タッチ
・光のシャープネス
・テカリ(スペキュラー)と光量バランス
・テカリ(スペキュラー)の違いによる質感の差
・現実の光の振舞いに非常によく似たファイナルギャザー
・CGのテカリ、艶(ツヤ)について
・CGの色飛び
・CGの白飛び
・撮影の色飛び(白飛び)
・デジタル処理の色飛び(白飛び)
・皮膚の質感
・リアルな皮膚を表現するには
・カラーチャート
・カラーチャートは絶対か?

■HDキャメラ
・フィールドとフレーム
・24pとは(pとiの違い)
・画像圧縮
・それではどうしたら良いでしょうか?
・ビデオのハイスピード
・機動性
・ハイビジョン/HDのフォーマット
・アクション安全フレーム
・タイトル安全フレーム
・HDのクリーンアパーチャー
・ビデオのフルフレームとフィルムのフルフレーム
・NHKのフレーム
・グランドグラス
・映画用フィルムムービーキャメラのファインダーシステム
・ファインダーの画は誰の物?

■フォーカス(ピント)
・レンズフォーカスの特性
・ミニチュアがミニチュアに見えるわけ
・撮影技法/レンズの限界
・パンフォーカス
・スターウォーズという原体験
・フルスケールにするしかない?
・スターウォーズのミニチュア撮影法
・大型カメラシフトとアオリ
・シフト
・アオリ
・アオリ撮影の実際
・どちらが巨大に見える?
・この撮影のセットアップ
・スターウォーズのオープニングカットには4×5を使ったのか?
・70ミリサイズ
・ビスタビジョン(方式)とビスタビジョンサイズ
・写真技術の習得に敢えて4×5を使って見る
・CGはパンフォーカス
・CGで作るフォーカス
・CGと実写の合成
・撮影とは
・キャメラマンの仕事
・ムービーフィルムフォーマット別大きさ比較
・スーパー35
・レターボックス
・フィルム感度
・高感度フィルム -粒状性の話-
・高感度フィルムと低感度フィルムの違い
・平均化による粒状性の改善方法
・アカデミー賞を受賞したフィルム

■照明機材
・タングステンライト
・アイランプ
・スポットライト
・エリアルスポットライト(通称エリスポ)
・ミニブルートライト(通称ミニブル)
・ミニキットライト
・ホリゾントライト/ボーダーライト
・蛍光灯
・LED
・HMI(エイチエムアイ)
・その他の拡散光
・ミラー
・被写体の表面処理
・バーンドア
・ライトフォーカス
・レフ
・炎
・ロウソクのみの光を使った照明と、人工光によるライティング
・センチュリースタンド(Cスタンド)
・ブラックラップ
・黒紙など
・テープ類
・ピンチ
・シャコ万力(Cクランプ)
・電源車
・ライティングの再現
・同じ白でも違いがある
・イメージベースドライティング
・グローバルイルミネーション
・ある雪の日の再現
・照明の勉強法
・画作りの為のライティング

■セルアニメーションとレジストレーション
・デジタル技術を使ったアニメーション
・セルアニメーションのプロセス
・タップ
・セルロイドという危険物
・キャメラのレジストレーション
・レジストレーションピン
・フィルムの間欠輸動機構
・ビッグピンとスモールピン
・パーフォレーション
・現場とポストどっちが安い?

・むすびに

製品情報

  • 製品:もう、誰も教えてくれない 撮影・VFX/CG アナログ基礎講座 I
  • 書籍:印刷書籍
  • 著者:古賀信明
  • 売元:株式会社スペシャルエフエックス スタジオ
  • 頁数:208ページ
  • 寸法:B5サイズ(オールカラー)
  • 重量:561g
  • ISBN:978-4-9905117-1-5
  • 発売日:2012年1月15日