Trapcode Creative Award 2013

After Party (アフター パーティー)・開催報告


AEP Project と共同開催!
Trapcode Creative Award 2013 After Party

Trapcode Creative Award 2013開催にあわせて、Trapcode の開発者Peder Norrby氏と、aescripts + aeplugins の創設者Lloyd Alvarez氏が来日するので記念にお二人を招いて、9/6 (金) 渋谷にてパーティーを開きました!

食事やお酒を飲みながらお話はもちろん、途中でプレゼンタイムを設けました。 プレゼンタイムでは、CG WORLDにて「画龍点晴」を掲載している(株)画龍の早野海兵さんや、スクリプトを精力的に開発しているあかつきみさきさんなどにご登壇いただきました。

Lloyd Alvarez 氏 セッション

aescripts + aeplugins の創立者、Lloyd Alvarez さんが、aescripts + aeplugins で販売する After Effects プラグインやスクリプトを紹介します。

  • CINEMA 4Dを使って、Plexus でパーティクルのトレール(軌跡)を作る方法をご紹介。After Effects CC に同梱する CINEWAREも活用します。
  • CINEWARE proxy (シネウェア プロキシ)は、プロキシを使用して、バックグラウンドレンダリングを行います。CINEWARE のレイヤーでは、リアルタイムでプレビューすることができます。
  • AEプラグイン、Spill Slayer (スピル スレイヤー)は、グリーンバック合成時に、スピルのマットを作成。背景イメージをスピル部分に投影することで、奇抜な背景の合成でも自然なライトマップを追加できます。
  • AEプラグイン、Mask Avenger (マスクアベンジャー)は、通常マスク一つに一つとなるキーフレームを、全てのポイントで作成。各マスクの全ポイントを個別にキーフムし、自由にアニメートできます。
  • Characteristic (キャラクタリスティック)は、フォントを一文字づつ個別にアニメートできるツールです。
あかつきみさき 氏 セッション

After Effects などのスクリプトを精力的に開発しているあかつきみさきさんに、ご自身のお勧めツールを解説頂きました。
aescripts + aeplugins よりリリースしている Align3D(アライン3D)は、After Effects の3Dレイヤー上で整列ができるスクリプトです。
Script Linker は、指定したURLやファイルパスのスクリプトを実行するスクリプトです。IO Expression は、書いたエクプレッションを、ライブラリにできるのがミソです。例えば、エクスポートしておいた大元のファイルを書き換えれば、プロジェクトで使用しているそのエクスプレッションを全て置き換えることができます。

SUNRISE MOON (仮設)
After Effects配布物

(株)画龍 早野海兵 氏 セッション

CG WORLDにて「画龍点晴」を掲載している(株)画龍の早野海兵さんに、「画龍点晴」での事例などを紹介頂きました。
「画龍点晴」の蛇の事例、3Dのモデルは、ZBrush、3ds MAX などを使用して作成します。合成はAfter Effects。3Dの素材は、OpenEXRという画像形式を活用しています。一枚の画像の中に色々なチャンネルを持てるので、深度情報などに活用できることが利点です。例えば、被写界深度をつけたい時、この深度情報から簡単にピント送りなどのアニメーションを再現できます。
味付けとして Trapcode Shine を使用しています。Shine は、フレアの表現にとても重宝しているプラグインです。ふわっとした光の表現などを追加することで、画に深みが出てきます。Shine の2次元のパラメーターと、3Dソフトから読み込んだ3次元のパラメータとリンクさせることで、Shine のライトが骨と骨の間を移動するような表現も行えます。

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